左:Rachael Perisho/35歳/アメリカ/アーティスト
右:Josh Stover/36歳/同上

2 米・メリーランド州〈American Visionary Art Museum〉。
3 アウトサイダーアートが鑑賞可。
4 勉強時間にする。
5 初めてアウトサイダーアートを知ったときのこと。
6 未知で溢れている。
1 Josh Stover/36歳/同上(右)
2 米〈Philadelphia's Magic Gardens〉。
3 アイザイア・ザガーの作品がある。
4 素早く鑑賞。
5 シンディ・シャーマンの回顧展。
6 作家の人生を知る。
白石和弘/44歳/東京/フォトグラファー

2 瀬戸内海の豊島(てしま)にある〈豊島美術館〉と千葉の〈DIC川村記念美術館〉。
3 どちらも自然光が降り注ぐ開放的な空間が気持ちいいから。
4 まだそれほどできていないけれど、一つ一つの作品を深く観察しながら、時間をかけてゆっくり回るようにしたい。
5 聞かれると特にないことに気づいたので、これから作っていきたい。
6 素敵な作品と洗練された空間を2つ同時に体感できる贅沢さ。
左から:牧野渚/25歳/神奈川/大学院生、森川初音/30歳/東京/会社員、野村陶子/24歳/神奈川/会社員

2(右の野村さんが代表して)東京・町田〈町田市立国際版画美術館〉。
3 貴重な版画作品を鑑賞でき、併設の〈喫茶けやき〉も素敵だから。
4 作品のキャプションをしっかり読み、そこから何かしらを学ぶようにしている。
5 いつも時間が足りなくなってしまって、急いで回る思い出ばかり。
6 併設ショップで本を買えるところ。
Sunmin Lee/28歳/韓国/編集者

2 韓国・済州(チェジュ)島の〈Water Wind Stone Museum〉。
3 名前の通り、水と風と石をテーマにした3つの美術館があり、どれも自然とのコンビネーションが素敵なうえに、建築家・伊丹潤による建築設計も楽しめるから。
4 一人で行ってストレスフリーに過ごす。
5〈ソウル市立北ソウル美術館〉のアート図書館は仕事をするのに快適だった。
6 どこに行くよりも、空間全体を楽しめるところ。
左:金田大巧/23歳/神奈川/小商い
右:大島滉平/25歳/神奈川/編集者

2 東京・外苑前〈ワタリウム美術館〉。
3 私設美術館と思えぬ充実度。
4 平日の朝に行く。
5〈東京都現代美術館〉の横尾忠則展が圧巻だった。
6 発見をくれる。
1 大島滉平/25歳/神奈川/編集者。(右)
2 東京・表参道〈根津美術館〉。
3 併設のカフェのシチューがおいしい。
4 美術館でランチ。
5 卒論制作で〈横浜美術館〉の横浜トリエンナーレに通ったこと。
6 ネットにはない出会いがある。
Martin Engel/71歳/オランダ・ロッテルダム/貿易業

2 オランダ・スヒーダムにある〈スヒーダム市立美術館〉。
3 こぢんまりとした美術館だが、いつも面白い展示をしていて、展覧会が開催されるたびに足を運びたくなってしまう。
4 美術館ごとの絵葉書を必ず買う。
5 ボタニカルガーデンがある美術館で、リラックスしたこと。
6 特別展ごとに新しい文化に触れられるところと、誰にも急かされずにゆったりと過ごせるところ。
左:Anja Lutz/54歳/ドイツ/グラフィックデザイナー
右:Jens Bauermeister/56歳/ドイツ/建築家

2 ベルリン〈モノのミュージアム〉。
3 あらゆる“もの”が揃っている。
4 座って熟考。
5 パウル・クレーの作品を見たこと。
6 静寂を感じられる。
1 Jens Bauermeister/56歳/ドイツ/建築家。(右)
2 ベルリン〈ブッフシュターベン博物館〉。
3 標識やネオンサインを収集・保存している。
4 メモをとる。
5平和を感じられた瞬間。
6 様々な時代の文化遺産が見られる。
金澤繭子/34歳/千葉/グラフィックデザイナー

2東京・用賀〈世田谷美術館〉。
3 展示内容がマニアックだったり、キュレーションの説明などが丁寧なところ。
4 ミュージアム内でボーッとしたり、独特の空気感を感じる。
5 NYの〈Dia Beacon〉に行った際、電車の帰りのチケットが風に飛ばされてしまったが、近くにいた男性がチケットをプレゼントしてくれたという優しい体験。
6 仕事から離れ、フレッシュなインプットができる。
中:Maria Orzel/40歳/ポーランド/国際関係

2東京・両国〈すみだ北斎美術館〉。
3 妹島和世の近代的な建築に圧倒される。
4 美しい作品と建築を見て、心が平穏になっていくのを感じる。
5 故郷であるポーランドが独立回復100周年となった2018年に、自身の仕事を通して、〈すみだ北斎美術館〉での記念コンサートを企画させてもらったのは最高の思い出。
6 公共のスペースで、誰もがアートを享受できること。
Takako Noel/32歳/東京/フォトグラファー

2 山梨県北杜市にある〈清里フォトアートミュージアム〉。
3 尊敬する写真家である故・細江英公さんが1995年の開館以降ずっと館長を務めており、細江さんの貴重な写真を鑑賞できる場所だから。
4 深い瞑想をするように作品や空間に浸る。
5 どのミュージアムに行っても、アーティストたちの力強い精神を疑似体験できたことが思い出になる。
6 どこか遠い世界へ旅をしている感覚になれる。
左から:Tuesday、Room/32歳、31歳/共に中国/共に創作活動家

2 共にオランダ・ロッテルダム〈ボイマンス・ファン・ベーニンゲン倉庫〉。
3 鏡のボウルのような外観が、モダンでユニークだから。
4 時間をかけて鑑賞し、時にボーッとする。
5〈ボイマンス・ファン・ベーニンゲン倉庫〉独特の展示方法により、絵画の裏側まで鑑賞できたこと。
6 明るい場所と暗い場所で、光の雰囲気が全く変わるところ。
河野究一郎/56歳/東京/会社員

2 東京・竹橋〈東京国立近代美術館〉。
3 幼少期から通っているので最も馴染み深い。
4〈東京国立近代美術館〉に行き、神保町の古書店、レコード店、コーヒー店、バーを巡る。
5 1980年代に初めて訪れたパリの〈ポンピドゥー・センター〉。展示のバリエーション、出入りの自由度、周辺の大道芸や似顔絵描き、街全体の持つアートに対する懐の深さに衝撃を受けた。
6 何も気にせずアートに集中できる。