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「早く起きろ!」を解決してくれる映画3本 。映画の中に、子育てのヒントがある Vol.1

お父さんお母さん!子育てが始まってから「映画なんか観る暇もない」なんてことを口にしていませんか?でも、日々の子育てにまつわる悩みは、映画の中に解決するためのヒントを見つけることができるんです。いま、子育ての真っただ中にいる映画ライター3人が、あなたのお悩みを解決してくれる3本を選んでくれました!

illustration: sigo_kun

春眠暁を覚えずというが、寝坊癖がついた子どもには季節など関係ない。朝早くから家事が山積みで頭のスイッチは戦闘モードなのに、我が子ときたら、何度叩き起こしても布団から出てこない。誰かこの子を生まれ変わらせて!

BRUTUS 子育ての悩みを解決してくれる映画 死後くんのイラスト

『ゼブラーマン』

この人を模範にしたらどうでしょう?

子どもにはわかりやすく模範を示すことが大事です。ほら、あの人を見てごらんと。例えば、芸能界屈指の早起き俳優、哀川翔さんなんてどうでしょう?

毎日、日が昇る前の午前5時頃には目を覚ます、彼の早起きの理由は「太陽に負けたくないから」。

そうやって早起きを続ければ強くなれるんだよと、平凡な小学校教師がヒーローとなって地球を救う彼の主演100作目『ゼブラーマン』を観せて説いてみてください。対象年齢は4〜5歳。(門間)

『おにいちゃんのハナビ』

家族への愛情の再確認と早朝生活で人生は一変します。

高良健吾演じる主人公は中学時の転校で友人関係につまずき、高校卒業後は親の力ではどうにもならない引きこもり状態に。

その彼が病気の妹の願いを叶えるため、苦手な接客業を避けて新聞配達を始めます。身近な人への愛情の再確認が、朝起きられるきっかけになり、昼夜逆転の生活を改善させることに。

活字離れが囁かれる中、新聞の回し者ではありませんが、早朝バイトはお子さんの生活を一変させるでしょう。バイト探しにゴー!(金原)

『ホーム・アローン』

寝坊をすると大変なトラブルに巻き込まれます!

たった一人で屋敷に取り残されたケビン君が、留守だと思って忍び込んできた泥棒を撃退する大ヒットコメディ。このストーリー、もとはといえば停電によって目覚まし時計が鳴らず、家族全員が寝坊したことが出発点。

バタバタしすぎて、前日にケビンを屋根裏部屋に閉じ込めたことを忘れて、飛行機で旅立ってしまったというわけだ。

余裕のない朝の過ごし方はとんでもない忘れ物やトラブルのもとと心得て、早寝早起きを徹底させよう。(細谷)