海の神様による大漁祈願のお守り
「海の神様」として知られる大阪市住吉区の住吉大社。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が禊祓(みそぎはらえ)を行った際、海中から現れた底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の3神、つまり海の中(海底、海中、海表)から生まれた神様を祭神としています。
海と深い関わりがあった神社であることから、仁徳天皇の住吉津開港以来、遣隋使、遣唐使の航海の守護神としても崇められ、航海者や漁業の関係者から敬われてきました。そんな住吉大社で授与されている非常にユニークなお守りがこの「釣人守」です。
釣り人の海や川での安全を守るとともに、良い釣果を得られるようにと願いが込められたお守りです。メタルジグ型の底層守護、ミノー型の中層守護、ポッパー型の表層守護などレンジごとのお守りが用意されているほか、アオリイカなどを狙うための餌木(えぎ)守護などもあり、釣り愛好家のハートをくすぐります。