「福の神様」で知られる西宮神社のえびすさま
毎年1月9日から11日にかけて商売繁盛や家内安全を願う『十日えびす』が盛大に行われ、100万人を超える参拝者が訪れることで知られる西宮神社。このお祭りで最も注目されるのは、「開門神事福男選び」と呼ばれる神事です。
1月10日の午前6時に神社の表大門(赤門)が開かれ、230m離れた本殿まで走り参りをし、最初に本殿に辿り着いた1番から3番までがその年の「福男」となり、全国に大きく報道されます。そんな十日えびすでは、多くの縁起物が授与されますが、中でも特に人気があるのが「えびす土鈴」です。
その柔らかな音色は心を和ませ、持ち主に福をもたらすとされており、商売繁盛や家内安全を願うお守りとして参拝者に愛されています。新年にこの土鈴を手に入れ、家庭や職場に飾ることで、その年の幸運を祈ります。