指先サイズの小ぶりな招き猫たち
埼玉県は古くから桐を使った家具の生産地として知られ、その製作過程で出るおがくずと糊を混ぜたものを原材料にして作った「練り物」と呼ばれる玩具が発展しました。鴻巣市で作られていたものが特に有名で、その鴻巣からの技術を受け継いで作られているのが、今回ご紹介する招き猫です。
江戸小物玩具と呼ばれる、とても小さな玩具を作り伝える、現在は4代目となる鈴幸人形店で作られている歴史のある玩具です。中でも代表的なのがこの招き猫シリーズ。写真上の一番大きな達磨抱き猫でも高さ約5cmしかなく、一番小さなものは2cm程度という、とても可愛らしいサイズ感の猫が揃っているのが特徴。
さらに、上の写真のような高さ1cmにも満たない、極小サイズの眠り猫もあるなど、小物玩具好きにはたまらないラインナップになっています。