神の使いであるフクロウの金運守り
栃木県と茨城県の県境にある鷲子山上(とりのこさんしょう)神社。その名の通り、標高470mの霊峰の山上にある神社です。創建は807年。
地元の大蔵坊宝珠上人が諸国を巡っていた際に、四国の阿波の国で製紙の神に会い、製紙を地元の産業にするために勧請(かんじょう)したことが始まりと伝えられています。その後、この地の特産となり、現在も烏山和紙として伝承されています。
そんな鷲子山上神社の御祭神は、産業振興の神として知られる天日鷲命(あめのひわしのみこと)。また鳥の神様でもあることから、その使いとして境内のあちこちにはフクロウが祀られています。
「フクロウの神社」としても親しまれており、フクロウの授与品も多数。写真は「金運不苦労守」と呼ばれる、和紙の産地らしい張り子のお守りです。フクロウは「不苦労」「福老」とも書かれ、幸運を呼ぶ神鳥と信じられています。