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MINI BIG LOVE gallery

Powered by MINI Brick Lane edition

photo: Asuka Ito,Yoichi Onoda(Kenta Cobayashi)

英国を代表する車〈MINI〉が、企業として掲げるテーマ「BIG LOVE」。そこには多様性を認め合ったり、サステイナブルな世の中を意識しようというメッセージが込められている。ロンドンの中でも特に、アートやファッション、そして多民族の人々に愛される街として、さまざまな価値観を受け入れてきたブリックレーン。その名を冠したニューモデルが発売されたのを記念して、3人のアーティストが新たな作品をここに発表します。多様性を主題にした「MINI BIG LOVE gallery」。

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Artists

小林健太|谷敷謙|山崎由紀子
左から小林健太、谷敷謙 、山崎由紀子

「ストリートアートの聖地」英・ロンドンのブリックレーンとは。バンクシー研究家でライターの鈴木沓子がレポート

My Mandala Memories』
Kenta Cobayashi

撮影した都市の風景やポートレートをデジタル上に取り込み、イメージを変容させています。今回お披露目する新作は、いわば写真曼荼羅。主に2020年に発表した写真集『EVERYTHING_2』に収録されている15点の作品を一枚絵としてコラージュしました。写真は多元的なメディアです。イリュージョン的に3次元(空間)を写し出すし、時間軸が読み取れて4次元的な側面もあるけど、実際はディスプレイや紙面に描かれた2次元(平面)でしかない。ストローク(筆致)は写真の各次元の輪郭をかき乱し、干渉させ、混ざり合い、より多元的に拡大します。その根本にあるのは、それぞれの物語と視座をもって交ざり合う僕ら人間であり、その複雑な次元の交差を多様性と解釈しています。

小林健太アート作品
『MY MANDALA MEMORIES』©KENTA COBAYASHI

PCに向かうときは、畳に座り込むのがいつものスタイル。

高画質のデータを何層にも重ねるため、動画並みのデータ量に。

普段から数台のカメラ機材を使い分けている。これはその一部。

この作品のベースに、こんな景色が広がっていることを知り驚く。

最近は、立体の作品に挑戦することも多くなってきた。その試作。

ネガをスキャンしてデジタル化。作品のイメージによって使い分ける。

見る角度によって違う画が現れるレンチキュラーにも挑戦した。

気になる言葉や、忘れてはいけないことは、書き留めて壁に貼る。

二次元の単純なレイヤーだけでも見る者は三次元に誘なわれる。

OUR LANE』
Ken Yashiki

幼少期にアメリカに住んでいた経験から、多様性のある社会は原風景でした。半面、日本に馴染みたい気持ちが人一倍強く、和を感じる手芸に興味を持ち、型に布を挟み込んでいく木目込みの技法に出会ったんです。私の作品は、コンセプト、素材、技法の軸が三位一体になった時に力強いものになります。セクション(障害)を活用し、行動をもって解決するスケートは力強さの象徴。それを多様なトリック、さまざまな人種の個性が相互的に関係し合いながら五角形の中で自立するというコンセプトです。英国の古着は価値観や概念、記憶や思い出を内包する素材として使用。木目込みは“願い”を形に起こすものと解釈しているので、過去の原風景から成長した「今」を表現しました。

『OUR LANE』Ken Yashiki|谷敷謙
『OUR LANE』©Ken Yashiki

下絵段階は何枚も描き、コンセプトに合わせて構成を固める。

アクリルのシートに下絵を写し、カッターで切り込みを入れていく。

古着は人の記憶が染みついたもの。キャラクター作りに活かす。

〈MINI〉の故郷である英国の古着を使って、作品は作られた。

髪の毛や肌の表現は、トライアンドエラーの連続だったという。

作品のベース素材は痩せにくいスタイロフォーム(断熱材)。

木目込みは専用のヘラを使って、細かく地道な作業の連続だ。

作品は横から見ると厚みを持つ。丁寧な仕事ぶりがよく分かる。

下地を塗ったフォームに筋彫りを入れ、肌は後染めで染色。

『Overpaint』
Yukiko Yamasaki

多様性と言われて自分の作品に当てはまるのは、鑑賞者の反応ですかね。私の作品は抽象と具象、デジタルとアナログの間を行き来して、観る人の既視感や知見によって捉え方が揺れるんです。元ネタを知らないと、新しい解釈が生まれる。すると、作品が一人歩きして勝手にそれぞれの理解をされることが面白くて、まさに多様性だと感じるんです。作品は、デジタル上でコラージュし、それをプロジェクターでキャンバスに投影して、最後はアナログでペイントしていくことが多いんです。でも、今回はそのコラージュまで。いつも、時代の空気感を作品に閉じ込めたいと思ってて、今回はブリックレーンの街のグラフィティが、上塗りされていく感じをレイヤーで表現しました。

『Overpaint』Yukiko Yamasaki|山崎由紀子
『Overpaint』©Yukiko Yamasaki

アトリエはシェア。規則正しいスケジュールで制作を続ける。

常にバランスを意識しながらボリュームや密度を差し引き。

デジタル作品をプロジェクターで投影し、アナログで描くことも。

実際に投影した絵を描くときは、まず鉛筆でアウトラインを描く。

レイヤー初期段階は、思いもよらないモチーフが出現する。

極端に拡大された写真やモチーフは網点となって作品のスパイスに。

有機的なモチーフと、直線的なグラフィックが印象的に交わる。

細かい描き込みはiPadで画像を拡大して、地道に進めるという。

アナログでペイントする用の大きなイーゼルとアクリル絵の具。

〈MINI〉に乗ってブリックレーンに縁のある音楽を楽しむ

ブリックレーンは、実は音楽とも繋がりが深い。〈ラフ・トレード〉は、ここから生まれ一時代を築いたレーベルでレコード屋さん。最初期はザ・スミス、その後もザ・ストロークスやザ・リバティーンズなど、ポストパンクやオルタナティブ系ロックで大物を排出してきた。また、アフリカンやレゲエからフリージャズまで、幅広いジャンルを網羅。まさに、ブリックレーンに〈ラフ・トレード〉ありということで、英国音楽シーンに精通する『NMEJapan』の古川琢也編集長が、新旧音源から「BIG LOVE」をテーマに10曲のプレイリストを作成してくれた。

プレイリスト選択

MINI BIG LOVE gallery PLAYLIST Selected by Takuya Furukawa (NME Japan)

数年前までは、イギリスには年1回は必ず足を運んでいたんですよ。ブリックレーンはポップアップ的に新しい店があったり、伝統的な物の隣にブートが売ってたり、カルチャーがミックスされていて面白い街なんです。〈ラフ・トレード〉もふらっと立ち寄ることが多い場所だったんですけど、インディ・ミュージックへの愛を体現しているレーベル/レコード・ショップ、80年代から今に繋がる多様性を重視してきたレーベルなんですよね。その意味でも「BIG LOVE」というテーマと繋がると思って、選曲はラフ・トレードにまつわる新旧音源から集めたプレイリストになっています。静かに始まり、後半に向けてアヴァンギャルドな盛り上がりを見せる選曲になっています。気分としては、逃れられない物事が多い世の中から、解放されたいときに、運転しながら聴いて欲しいと思って選びました。車の移動時間は、エアポケットのように音楽を楽しめる自分だけの時間ですから。〈MINI〉は英国を象徴する車。でも、今回のブリックレーンエディションは、ユニオンジャックのカラーパターンではなく、あえてロイヤルブルーを持ってきているところが上品でいいですね。

BIGな目標も、MINIな一歩から。〈MINI〉のキャンペーン「BIG LOVE ACTION powered by MINI」が始動

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TEL:0120-3298-14 

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