年齢による変化を潔く受け入れ、
グルーミングの延長で肌を整える。
「シミやシワも味わい」と捉えるソリマチアキラさんは、年にあらがうことはしない。清潔感を保つために、最低限のスキンケアをグルーミングの延長で実践する。
「肌もへアと同じく、身だしなみの一環です。周りに不快感を与えないことが肝心。顔から白い粉が吹かないように乾燥対策を心がけています」
肌本来の脂を大切にするため、朝は湯洗いだけ。洗顔料を使うのは夜のみ。その後、20年以上通う理容室、〈ザ・バーバー〉のオールインワンクリームを塗るのが一日のルーティンになっている。
「化粧水、乳液、美容液、クリーム、マスクの役割を一本で果たしてくれるから、これがとても手軽」と、スキンケア用品は極力増やさず、シンプルに。髭剃り後は、〈ペンハリガン〉のアフターシェーブローションでさっぱりした肌に仕上げていく。
「普段は落ち着いたシトラス系の《ブレナム ブーケ》を、客人と会う日は力強いウッディ系の《バイオリア》を、と使い分けて、気持ちも切り替えています」
乾燥が気になる冬は油分が多いアフターシェーブバームに切り替えるなど、一年の中にもルーティンがある。そんなシンプルな美容ライフを送るソリマチさんだが、唯一取り入れるスペシャルケアがある。
「50代になり、肌の疲れを隠せなくなりました。見た目に覇気がないと感じたら〈EGF〉のリフティングローションで潤いを与える。エイジングケアほどには至りませんが、年相応の健康な肌はキープしたい」