丸ビル1階マルキューブ吹き抜けに現れた高さ約8メートルのクリスマスツリー。見上げた先にはユーミンこと松任谷由実さんのデビュー50年の歴史を、貴重な映像とメドレーで巡るプロジェクションマッピング!この冬の丸の内はさらに豪華だ。仲通りがイルミネーションでドレスアップされる様子も今年で21年目。もはや冬の風物詩となりつつある。
注目は、丸ビルを中心に開催されるユーミンこと松任谷由実さんとのコラボレーションイベント『Marunouchi Bright Christmas 2022〜YUMING 50th BANZAI!〜』だ。本誌10月15日発売号のユーミン50周年を記念したラジオ特集『WE LOVE RADIO, WE LOVE YUMING』も記憶に新しいが、11月10日(木)にはニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』の公開放送を絡めた点灯式が行われ、大いに盛り上がった。期間中は他にもユーミンの歌に絡めたさまざまなフォトスポットや、DJイベントなども用意されているので、詳しく紹介していこう。
ぜひ訪れてほしいのはユーミンがデビューした1970年代から2000年代のカルチャーをテーマにしたブース。ユーミンの歌に登場しそうなブティックや喫茶店をイメージしたフォトスポットや、歴代のアルバムジャケットのビジュアルをBOXにして積み上げたコラボレーションツリーなど、丸の内を回遊したくなる仕掛けが各所に。
丸の内のまち歩きには、ユーミンの歌を聴けるスペシャルコンテンツ「ユーミンの歌でめぐる クリスマスin丸の内」も用意されている。街歩きアプリ「膝栗毛」をダウンロードするとマップ上に「ユーミンスポット」が登場。これはユーミンの全楽曲の歌詞をAIが分析し、その場所にピッタリの音楽を提供してくれるという仕掛け。また、周辺の飲食店では昔懐かしい昭和レトロムード満点の特別メニューが期間限定で登場するなど、あらゆる場所に楽しみが用意されている。
グルメ、音楽、アートなどさまざまなカルチャーの情報発信を続ける新丸ビル7階の「丸の内ハウス」では、12月5日(月)〜25日(日)の期間、50周年記念アルバム収録楽曲にちなんだメニューや、展示で楽しませてくれる。松任谷由実のレトロポップな世界が、どのように表現されるのか、ぜひその目で確かめてほしい。もちろん、恒例のDJイベントでも、ユーミンの楽曲を中心にセレクトされるので、お楽しみに!
そして、まちの風物詩でもある「丸の内イルミネーション2022」は2月19日(日)までの日程で既に開催中。太陽光や風力などの自然エネルギーで発電されたグリーン電力を使用し、120万球のシャンパンゴールドに輝くLEDが約1.2kmの長きにわたり、340本超の街路樹を彩る。