「うちなんちゅより、うちなんちゅよ」と話す、島袋さん。もともと内地(沖縄以外の都道府県)出身の彼だが、40歳を過ぎ初めて沖縄を訪れ、空気感や人に一目惚れ。その衝動のまま、東京に戻ってすぐ会社をドロップアウト。
それまでコツコツ貯めてきたお金を元手に、沖縄へトンボ返り。しかも「沖縄のすべてを知りたい」という意思のもと、定住先を決めず本島・離島を10年近くフラフラと渡り歩く。道中、“本物の沖縄人”になるべく、沖縄っぽい名字の人に手当たり次第に求婚(もちろん婿養子で)。
見事、島袋姓を射止め、現在の名前となる。旅を終え、沖縄人の独特な価値観を掘り下げたくなった彼は、うちなんちゅ=沖縄人の研究を始める。その研究のため、今は奥さんと別居し、5人の女性と一緒に生活中。もしかしたら、ただ沖縄人女性が好きなだけかも⁉