見るものの目を惹きつけて離さない、ド派手なヘアが神々しい津野氏さん。でも実はこれ、彼女が作ったウィッグ(かつら)なんです。もともと白塗りメイクなど独自のファッション観を持っていた彼女だが、それに限界を感じ始めていたのが2014年。
ところが、ハロウィンで明日花キララさんにウィッグを依頼されたことで、転機が訪れる。それ以降、ウィッグ制作の仕事を受けつつも自分だけのオリジナルヘッドを作っていく。花・虫・人形など、載せられるものなら何でもOK。素材集めは大変だけど、2時間もあれば完成するそう。昔の仲間と集まって写真会をするのがお決まりなんだとか。
ちなみに津野氏さん、普段はなんと看護師さん。仲のいい先輩とは、ウィッグを使った交流も盛んに行っている。食いっぱぐれのない仕事でお金を稼ぎつつ、ヘッドアーティストとして日々を謳歌している。