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〈スタジオドーナツ〉事務所を〈リクシル〉の断熱窓でリフォームするとしたら 第3回

春まぢかとはいえ、朝晩はまだまだ冷え込む今日この頃。東京・阿佐ヶ谷に事務所を構えるデザインユニット〈スタジオドーナツ〉の鈴木恵太さんと北畑裕未さんに、〈リクシル〉の断熱について知ってもらうことに。3回にわたってお届けしてきた最終回だ。「〈スタジオドーナツ〉が体験する昔の家・今の家・これからの家 第2回」を読む。

Photo : Kenya Abe / Edit&Text: Akio Mitomi

取り替え窓で「断熱性能」を改善する

東京・阿佐ヶ谷にある〈スタジオドーナツ〉の事務所は、築50年・元珠算塾の建物。第2回の〈住まいStudio〉で体験した「昔の家」以前の、断熱が施されていない物件で、窓の断熱性能を改善するとしたら?〈リクシル〉の取り替え窓《リプラス》のサンプルを見ながら、プランニングしてもらった。

既存の窓枠にフィットする三重ガラス窓

木造2階建ての事務所は1階に多目的スペースに改装途中の元貸店舗、2階が元珠算塾という間取りで、主に2階を事務所として使用中。2階のもう一部屋も、DIYリフォームでゲストルームにする計画である。

今回はこのゲストルームの窓を〈リクシル〉の取り替え窓《リプラス》でリフォームするプランを検討していく。《リプラス》とは、既存の窓枠の内側に新たなアルミ樹脂複合サッシを取り付け、三重ガラスの窓をはめ込む方式のリフォーム商品。〈住まいStudio〉の「これからの家」に採用されているペアガラスの窓よりも高い断熱性能を有している。

ゲストルームに改装中の部屋はすべて単板ガラス。2面に腰高窓が3つあり、2つの窓の下にベッド、もう1つの窓の下にソファを配置する予定。現状ではかなりの熱が窓から逃げるため、寒さを感じそうだ。

「この部屋の窓を《リプラス》にしたら、えらい快適なことになりますね(笑)」と、鈴木さん。

北畑さんも「近くを走る電車の音や、近所の家の話し声が気になっているのですが、騒音も改善しますかね?」と、期待が膨らむ。

防音に関してはサッシのすき間や、窓そのものの質量が関係する。《リプラス》は老朽化したサッシを外して施工するためすき間ができにくく、また三重ガラスで窓そのものの質量が増えるので防音効果も期待できる。

《リプラス》は外壁を壊すことなく、古いレールの上から新しい窓をかぶせるように取り付けるだけの施工なので、手軽に窓交換リフォームができる。ただし、取り付け後にブラインドの位置調整が必要になることもある。

デザイナーならではのこだわりも

《リプラス》の窓枠は内側、外側それぞれでカバーの色が5色から選べる。

「この部屋の場合、内側は“プレシャスホワイト”、外側は“ホワイト”ですね」と、カタログ資料をチェックした鈴木さん。すると北畑さんが色見本を手にこう言った。

「内側の枠まで石膏ボードで覆って、空間の延長に見せたくなりますね」

鈴木さんも「僕たちが使っている白い壁の色は、日本塗料工業会が定めている塗料用標準色のうち、“日塗工25-90A”という色なので、その色に塗ったボードを使って、なるべくノイズを消したいんです」と意図を説明してくれた。

取り替え窓だけでも期待できる断熱効果

「ノイズを消したいというのは、色の違いもなるべくなくしたいし、壁からの段差もなるべく隠してすっきりと見せたいということです」と、改めて北畑さん。スタジオドーナツが手がけるインテリアデザインがスタイリッシュに見えるのも、ディテールへのこだわりがあってこそ、というわけだ。

「いま付いている古い窓にカーテンを引くだけでも。少しは寒さが和らぐと思いますが、三重ガラスの場合はどの程度暖かくなるでしょうか?」と、実際の効果についても気になる鈴木さん。

結論から言うと、窓だけでも効果はある。建物自体の断熱は施されていない状態なので限定的だが、《リプラス》の三重ガラスの中間層には、両方に熱伝導率が低い高性能ガスが充墳されているので、現状の1枚ガラスアルミサッシに比べて約80%(*)、熱流出が抑えられるという。

3回にわたって「断熱」について学び、昔の家・今の家・これからの家を体験し、〈リクシル〉の取り替え窓《リプラス》を使ったリフォームをプランニングしたスタジオドーナツの2人。「窓の断熱性能を高めることで開口部を大きくとれるかも」と鈴木さんも言うように、おしゃれな空間がより快適で健康的になりそうだ。

リクシル