お札・お守り郵送授与
京都の暮らしに寄り添う、
お札やお守りを郵送で授かる
京都でよく目にする、人々の日常を守るとされる玄関先や神棚に祀るお札、お守り。本来参拝して授かるものだがコロナ禍で叶わない人々のため郵送による授与に取り組む寺社が増えている。無病息災を願っていつもそばに。
妙心寺 退蔵院の
坐禅動画
いつでも、どこにいても
美しい庭を独り占めで坐禅。
「身体はもとより精神も病みかねない状況、健康を保つ助けになれば」と坐禅の手ほどきをYouTube配信する副住職の松山大耕さん。「忙しい日々の中、自分を見つめる時間として、坐禅はおすすめです。ダイエットは毎日続けてこそと言うけれど、坐禅も日常的に行うことで心が整います」。退蔵院の美しい庭の映像を眺めながら鈴を合図に10分、心静かに。
知恩院の
サウンドセラピー
800年以上、変わらない
知恩院の“音”に癒やされる。
「御影堂の大修理完了を機に、若い世代にも関心を持ってもらえれば」と、浄土宗総本山知恩院の“音”を集めASMRとしてYouTubeで配信。動画は「#無心になりたい」「#ひと息つきたい」「#ゆったりしたい」に分けられ、気分で選べるように。鶯張りの廊下を歩く音、御影堂の扉を開ける音など、お寺のなにげない音に心が落ち着く。意外に人気は法要の動画で、読経の心地よさに寝てしまう人続出⁉
智積院の写経
上手下手にとらわれず、
自宅でひたむきに教えを写す。
真言宗智山派の総本山、智積院。お経は文字一つ一つが仏様そのものといわれ、気持ちを整え丁寧に一字ずつ写すことで功徳を積めるとされる。まずは気軽に体験してもらおうとHPで写経用紙をダウンロードできるように。写し終えたら寺院に納めることで、ご本尊とご縁が結ばれる。
高台寺の彩仏
北政所ねねが建てた秀吉の菩提寺。仏様の姿を写し、安心を祈る修行が写仏。彩仏は仏様に彩色する。モチーフは南北朝時代の作で、後にねねに寄進された「八相涅槃図」。
元図と用紙をダウンロードし、好きな画材で。色にも決まりなし、思うまま塗ることで、心穏やかに。