LORIMER KYOTO(五条)
ニューヨークから逆輸入の日本文化、
魚が主役の一汁三菜
ニューヨーク・ブルックリンで日本人オーナーが手がける、鮮魚店や定食店のコンセプトを逆輸入。魚は一尾単位で仕入れて店でさばき、柑橘やハーブを加えた塩水に漬け込んでからオーブンで焼き上げるので、香りよくジューシーで食欲をそそる。
鯛のタイムレモン漬けなど日替わりで2種から選べる焼き魚、和え物などのおかず、プリンのように滑らかな卵焼き、野菜の浅漬けがワンプレートに。〈八代目儀兵衛〉によるブレンド米のご飯、味噌汁が付く一汁三菜1,600円。
キッチンくじら(岡崎)
愛あるおばんざいに癒やされる、
奇跡のワンコインモーニング
地物中心の野菜を生かしたおばんざいが8〜10品盛り込まれた一皿からして「店は小さくても懐は大きく」と店名に込められた思いが窺い知れる。
滋賀県産コシヒカリをガス釜で炊いたツヤツヤのご飯はお代わり自由、好評のあまり通年提供するようになったという粕汁は具だくさんで優しい旨味。野菜中心でも程よくお腹が満たされる。愛情が詰まった朝ご飯がジャスト500円とは脱帽だ。岡崎エリア観光のスタート地点としてもふさわしい、覚えておきたい一軒。