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京都のホテルで最高の朝食を〈THE REIGN HOTEL KYOTO〉〈MAJA HOTEL KYOTO〉

ラグジュアリーからカプセルまで、個性的なホテルが続々と開業する京都。宿泊が叶わなくても、併設のダイニングやカフェではビジターも快く迎えてくれるんです。ロケーションやサービス、空間……。ホテルクオリティの朝を体験したい。

photo: Yoshiki Okamoto / text: Aya Honjo

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THE REIGN HOTEL KYOTO(東九条)

華やかな風味のオリジナルスモーブローを、
心ゆくまで

注目のサウスエリアに2021年2月開業した、北欧テイストのデザインホテル。その顔となるカフェレストランの朝は、デンマークのオープンサンド・スモーブローで始まる。

ライ麦パンをベースに、エビやローストビーフなどにフレッシュハーブや旬野菜を組み合わせた食事系3種、フルーツやクリームを使ったスイーツ系1種の計4種からいくつでも。京野菜の冷・温菜やヨーグルト、ドリンクなどを含むビュッフェスタイルで、ビジター2,300円というお値打ちぶりは見逃せない。

京都〈THE REIGN HOTEL KYOTO〉デンマークのオープンサンド・スモーブロー
6月からはズッキーニとゴーヤのラペ、パインとキウイのマチェドニアなど清涼感あるスモーブローが登場予定。

MAJA HOTEL KYOTO(烏丸御池)

フィンランドの「母の味」に、
胃袋も心もほっこり温まる

ハッリ・コスキネンがデザインを手がけた話題のカプセルホテル。1階の〈CAFE AALTO〉は、フィンランド・ヘルシンキにある同名カフェの記念すべき2号店だ。現地の食文化を伝えるメニューが朝からオーダーできる。

サーモンスープは大ぶりにカットしたサーモンや野菜がゴロリと入り、たっぷりのディルが鮮やかな風味を添える家庭の味。バゲットとドリンク付き1,700円。イッタラの食器、アルヴァ・アアルトデザインのテーブルやチェアなど細部まで隙なし。

京都〈MAJA HOTEL KYOTO〉サーモンスープとバゲット
ハムやチーズ、野菜で好みのオープンサンドを作る「Aalto」1,500円、シナモンロール1,000円(共にドリンク付き)なども。

PARK HYATT KYOTO(東山)

京都随一の名所を眺めながら、
フルコースモーニングの贅。

ラグジュアリーホテルの1階、二寧坂に面したダイニング〈KYOTO BISTRO〉。BISTRO BREAKFAST 5,500円は生搾り100%ジュースや自家製ヨーグルト、スモークサーモンなどを添えたサラダ、表情豊かなパンが詰まったベーカリーバスケットといった上質な品々が揃い、朝から気持ちが上がる。

メインの温かい料理は好みの卵料理をはじめ、パンケーキや鶏粥ほか幅広いメニューから好きなだけ。通りから直接入店でき、サービスチャージもなしのカジュアルさが心地いい。

京都〈PARK HYATT KYOTO〉フルコースモーニングセット
爽やかな青色の器は宇治の窯元・朝日焼に特注。老舗京料亭〈山荘 京大和〉が手がける和朝食6,050円も。
京都〈PARK HYATT KYOTO〉外観

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