Wear

Wear

着る

ブランド初の直営店〈KIKO KOSTADINOV TOKYO〉がリニューアル。コンセプトは、“デザイナーのギャラリー”

ファッション特大号だけのスペシャルなコラム通信「Mr. BRUTUS CLUB」。ちまたで話題のトピックスから選りすぐりの情報をピックアップ!今回は、あたたかな気持ちになれるアイテムやショップをご紹介。

photo: Kazufumi Shimoyashiki / text: Minori Okajima

今年の3月にブランド初となる直営店を東京・原宿にオープンした〈キコ・コスタディノフ〉。開店から半年が経ち、内装を刷新しショップがリニューアル。コンセプトは“キコ・コスタディノフのギャラリー”で、LAを拠点に活躍している映像アーティストのライアン・トレカーティンを迎え、店内をギャラリーに見立てたインスタレーションを披露。開店当時は仮設段階で、現在はライアンの頭の中を具現化した空間になっており、芸術鑑賞をするように服や小物を見ることができる。今後もアーティストを招聘(しょうへい)し、没入型の展示を行う予定だ。

世界でたった一つの旗艦店だけあって、取り扱いアイテムは充実。2024年秋冬コレクションの新作から、日本展開が珍しいサングラス、〈アシックス〉と協業したスニーカーまでさまざま。直営店とECサイト限定の服やバッグも販売されているので、来店時はぜひチェックを。過去に展開していたアーカイブを再編集するライン「KK.」も置いている。

ファッションからアートまで、ブランドの魅力が詰まった〈キコ・コスタディノフ 東京〉。足を運ぶたびに気づきがあり、じっくり世界観に浸かることができる特別な空間だ。

ブランド初期に展開していたパンツが久しぶりに復活。縦横無尽に走るダーツがアクセントになっている。188,100円。
KIKO KOSTADINOV TOKYO
絨毯に使われる生地を壁やポールなど全面にあしらい、アノニマスな雰囲気に。2024年秋冬コレクションの新作を中心に、稀少な生地を使ったパンツやバッグなど数量限定で販売するレアアイテムも。