Live 2021.9.18 Live 暮らす 2021.9.18 名もなき宝物たちが我が家にやってきた! ライターの鍵和田啓介が日本のみならず世界各国で買い集めてきた“無名の名品”。 Text: Keisuke Kagiwada 男性の体の形をしたライト。ペニスがスイッチになっていておっ立てると点灯する。どこかのおバカさんがDIYしたものらしい。大阪の「YAMASTORE」で購入。奥にあるポスターは1960~70年代に量産されたスピードポスターという縦長の映画ポスターで、作品は五社英雄監督の名作任侠映画。大麻でハイになることを意味する“Light Up”と点灯の意味をかけたユーモラスなライト。名古屋の「YO-LO」で購入。〈Cappellini〉の椅子。トム・ディクソンがデザインしているらしい。したがって、名はあるものの、ネットでは詳細不明なのでこれも“無名の名品”としたい。世田谷のリサイクルショップで購入。SM的衣装の男性の絵が書かれた“顔ハメ”的な鏡。LAのビーチにほど近いアンティークショップで購入。ETのソフビ人形。フランス製のブートらしい。高円寺のおもちゃ屋で購入。ギリギリでETとわかるレベルの朴訥とした表情がいい。キングコングの石膏。オースティンのアンティークショップで購入。ここでは紹介してないアメリカン・キルトを値切るために買ったものだが、レジに持っていったら店主に「こんなの売ってた?」と困惑された。斜めに傾向ているマグ。“I overdid”と書かれているので、おそらく飲みすぎた人には世界が斜めに見えるということを表現している。前述の「YAMASTORE」で購入。お尻やお胸が動くマグのセット。ニュージーランド人の義父にもらった。夫婦茶碗のつもりだろうか。 オースティンのアンティークショップで購入した花器。柄からするとおそらくネイティブ・アメリカン関連と思われるが、〈C.E.〉っぽいデジタルなグラフィックがお気に入り。クリント・イーストウッドのヘタウマな絵画は、黒いベルベットに描かれた油絵。Argoとサインがあるが、ティファナに住んでいるという以外の詳細は不明。サイト「etsy」で購入。隣にあるのは、LAの路上で拾った「RAP SNACK」というアメリカにしか売られてないポテトチップスの袋。額装するといい感じ。アメリカのプロレスラー兼ホラー映画俳優トー・ジョンソンのハンドクラフト・マリオネット。動く。サイト「etsy」で購入。 #アート #インテリア #愛用品 デイリーブルータス #005 無名の名品を愛でる 価値の定まらないものに、魅了されたい。 他にはない逸品に遭遇する珍奇ショップ Videos 動画 【それでも欲しい時計、どれですか?】時計専門店〈ECW SHOTO〉オーナーが語る、ヴィンテージウォッチの魅力。 【11/1発売】それでも欲しい時計、どれですか? Videos 動画 【それでも欲しい時計、どれですか?】時計専門店〈ECW SHOTO〉オーナーが語る、ヴィンテージウォッチの魅力。 【11/1発売】それでも欲しい時計、どれですか?