呪いのマリア像からインドネシアの呪術本まで。神秘の力を感じる呪物図鑑
photo: Satoshi Nagare / text: Katsumi Watanabe
近年ブームとなりつつある「呪物」。オカルトコレクターの田中俊行さんと〈都市ボーイズ〉のはやせやすひろさんのコレクションを展示した展覧会『祝祭の呪物展2』が大盛況に終わったのも記憶に新しい。今回は、2人の呪物コレクションの中から珠玉の13アイテムを持ち寄って解説してもらいました。
本記事も掲載されているBRUTUS「怖いもの見たさ。」は、発売中です。
本記事も掲載されているBRUTUS「怖いもの見たさ。」は、発売中です。
呪物とは?
時代や地域によって定義は異なるが、近年ブームとなっているのは不幸を呼ぶ人形や呪われた絵画といったオカルト的なものから、儀式で使用された神具までさまざま。どれも神秘的な力を感じさせる。
見たら呪われる? 世界各地の呪物たち
1.事件の新聞で作られた人形(左)
2.匠の藁人形(右)
3.インドネシアの呪術本
4.魚の腹から出てきた仏像
5.チャーミー
6.江戸時代の日本の呪術本
7.顔のない木像
8.プーニュー、ニャーニュー
9.オラクル
10.ネパールのカパーラ
11.釘人形と坊ちゃん
12.ジュクン族のヘッドマスク(左)
13.呪いのマリア像(右)
提供者
はやせやすひろ:2・3・4・6・8・10・13
田中俊行:1・5・7・9・11・12