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JVHレコード・ミュージアムへ、ようこそ

あの歴史に残る名作も、ジョン・ヴァン・ハマーズヴェルドが手掛けたアートワーク。コーポレートデザイナーとして活躍していたこともあり、その作風は驚くほど幅広い。彼が手がけたレコードジャケットのほんの一部だが、年代別に集めてみた。

Text: Akihiro Furuya / Cooperation: Tatsuaki Totani

JVHの歴代アートワーク

レコードジャケットやポスターが最も身近なアートミュージアムだった頃、ジョン・ヴァン・ハマーズヴェルド(以下、JVH)はアーティストとしてだけでなく、キャピタルレコード社のアートディレクター、アップル・コーポレーションのデザイナー、〈PINNACLE CONCERT〉のプロモーター兼デザイナーとして多くの有名ミュージシャンのアートワークに関わる。

ローリング・ストーンズ、ビートルズ、クリーム、ビーチ・ボーイズ、グレイトフル・デッド、KISS……、関わったアーティストはロック・シーンそのものだ。ポップカルチャーをキュレーションするJVH美術館へ、ようこそ。

60年代

70年代

80年代

00年代


2005年ロンドンのロイヤル・アルバートホールで行われたクリームの再結成ライブのアートワークを担当。クリームのデビューアルバム『カラフル・クリーム』をJVH的解釈のドローイングで仕上げた。