belk bakes（岡山／玉野）
小麦の旨味がぎゅっと詰まった
自然派ドーナツ
卵・乳製品は一切不使用。北海道産の小麦、沖縄の塩、キビ砂糖といった厳選した国産食材で毎朝手作りされる“ヴィーガンドーナツ”。時候で塩加減を調整するなど健康志向というより素材本来のおいしさを追求した、ドーナツ好きの舌をも唸らせる逸品だ。
定番メニューのドーナツほか、旬の果物を使った焼き菓子はカフェ内で販売。ノスタルジックな瀬戸内という港町をロケーションに、ディジュリドゥ奏者であるオーナー・北村健太郎さんの審美眼で構成されたしとやかな空間と音楽も印象的。三位一体の口福を堪能あれ！
Bakehouse BENCH（島根／隠岐の島）
ポップ＆カラフル。
実は島の糀仕込みの意外性も魅力
日本海に浮かぶ離島に初のドーナツ専門店が誕生。ショーケースには楽しげな色があふれ、開店したばかりながら瞬く間に人気店に。作り手の森口祐太郎さんはアメリカンフードカルチャーに憧れて島外で修業。
「島に中高生も気軽に楽しめる場を」の思いでUターンし、ドーナツのポップアップショップを立ち上げた。国産小麦や天日塩など素材を厳選し、島の糀仕込みの甘酒で発酵させた生地は健全な味わい。ふんわり感を保ちながらしっとりした質感で甘味はごく控えめ。しっかり甘く風味濃厚なグレーズとの相性もこの上ない。
FINE DAY（広島／広島）
主役揃いのドーナツで、
みんなの舌と心を鷲掴み
ペンションを営む実家でパンやお菓子に囲まれて育った店主の山崎しづかさん。東京でフードコーディネーターの職に就くも東日本大震災を機に家族と広島へ。永住を決意後、2016年に焼き菓子専門店〈SWINGING BIRD KITCHEN〉をオープン。続いて20年に2号店〈FINE DAY〉を開いた。
こだわりは白神こだま酵母を使って作るフワもちっとした生地。その味をしっかり感じられるグレーズド290円は店の代表選手だ。旬の素材で作る季節限定ドーナツはどれも主役級の存在感。あれもこれもと手が伸びること必至だ。
〈FINE DAY〉のドーナツはすべて手作り。毎朝約10種類の揚げたてドーナツが店頭にずらりと並ぶ。 
イートイン限定のドーナツアイスサンド400円。ソースはラズベリーとパッション＆マンゴーから選べる。
