Live

スタイリスト・井伊百合子が“現代の名品”を追求するプロジェクト「アンドイシュー」が伊勢丹新宿店にて開催

伊勢丹新宿店 本館4階のセレクトショップ〈プライムガーデン〉にて、3⽉23⽇(⽔)から4⽉5⽇(⽕)まで開催される「アンドイシュー」。スタイリストの井伊百合⼦をディレクターに迎え、ものづくりの背景にある問題に⽬を向けながら、“現代の名品”を追求する。

Text: Minori Okajima

目指したのは、10年後も大切にできるアイテム

〈プライムガーデン〉は“あたらしいラグジュアリー”をテーマに、⼤⼈の⼥性に向けたファッションアイテムやライフスタイルグッズを展開するショップ。昨年、スタイリストの井伊百合子とタッグを組んで誕生した「アンドイシュー」は、流行が目まぐるしく変わるファッションサイクルを見直し、10年後も大切に着続けられるアイテムを提案するというコンセプトのもと、受注生産限定でスタートしたプロジェクトだ。

イベントでは、国内のブランドとのコラボレーションによる別注アイテムを展開。第2弾となる「ISSUE 2」では、ライフスタイルブランド〈エシャペ(Échapper)〉と制作したパジャマとタオル、そしてベッドリネンを発売する。

こだわりのコットンパジャマ

特にこだわりを持って作られたのはパジャマ。1日をリセットする行為である眠りをより良いものにしたいと、無垢な白のパジャマを長く求めていた井伊がリクエストし、ディレクター久﨑康晴とともに究極の1着を作り上げた。

使用したのは〈エシャペ〉が研究を続けていたホワイトリネン。繊細な色の研究を積み重ね、繊維が持っている艶や質感を損なわないように工夫を凝らすことで、素材の本来の色味を生かした、さまざまな白の階調が出来上がった。

スビンコットンのパジャマは雑味の全くない“ピュアホワイト”、リネンパイルのタオルは貝殻の内側のような優しい“シェルホワイト”、ベッドリネンはパジャマの白よりさらに白い“スノーホワイト”。アイテムによって白の色味を繊細にアレンジしている。

〈エシャペ〉とのスペシャルアイテムを、いち早く手に取ることができるこのイベント。長く大切に使える一点を探しに伊勢丹新宿店へ足を運んでみよう。