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インディーゲームガイド「時間を忘れて没入」編。遊び始めたらやめられない5作品

はじめての人にも、そうじゃない人にも。大人が夢中になれるとっておきのインディーゲームを山田集佳さん、洋ナシさん、さやわかさんの3人が厳選。今回は「時間を忘れて没入」をキーワードに5作品をご紹介します。

text: Sayawaka, Younashi, Shuka Yamada / edit: Kohei Hara, Shunsuke Kamigaito

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Stardew Valley(2016)

developer:ConcernedApe
対応機種:Switch/PS5/PS4/Xbox/PC/iOS/Android

全力でハマれる、驚異的作り込みの農場運営ゲーム

根強い人気のある日本製の牧場運営ゲーム『牧場物語』に強く影響された作品。畑仕事や動物の世話をしながらお金を貯めて農場を拡大する基本ルールは同じ。だが細かな要素の作り込みが質、量ともに尋常でないため、意図せずどハマりしてしまう人が続出。

「『牧場物語』でも人気の、住人たちとの関係を深めるストーリーや結婚要素も当然あります。同性婚など本家に先駆けたシステムも。この手の経営&運営系ゲーム好きには絶対おすすめですね」(さわやか)

HADES(2018)

developer:Supergiant Games
対応機種:Switch/PS5/PS4/Xbox/PC

何度も倒れて、どんどん先を見たくなる

近年は、挑戦するたびに新たなダンジョンが生成される“ローグライク”(ローグライト)系と呼ばれるゲームが人気。スーパーファミコン時代の『不思議のダンジョン』シリーズなどの系譜にある“無限に遊べる”ともいわれるジャンルだ。中でも本作は、バトルで使える能力を取捨選択する戦略性の高さや、膨大な文章量の物語をゲームに見事に盛り込んだことが話題に。

「数多くの受賞を見ても、ローグライク系ゲームの到達点の一つと言っていいかと」(さわやか)

Vampire Survivors(2022)

developer:poncle
対応機種:Switch/Xbox/PC/iOS/Android

数百の敵を一気に破壊するスーパーパワーに大興奮

バンパイアハンターを操り、化け物の猛攻をしのぎながら30分生き残る大ヒットアクション。敵は時間が進むごとにどんどんその数を増やし、気づけば画面を覆い尽くすほどに。この猛攻に耐えながら、敵を倒してレベルを上げ、武器と装備を揃えるべし。レベルアップを重ねると武器と装備は強化され、数百の敵を破壊する超火力に成長!敵が一瞬で消える快感が待っている。

「操作は移動のみ。アクションゲームに慣れていない人でも遊びやすくて◎」(洋ナシ)

Downwell(2015)

developer:Moppin
対応機種:Switch/PS5/PS4/PC/iOS/Android

シンプルさと爽快感を兼ね備えた「落ちゲー」

左右移動とジャンプ、そして靴から弾を発射する「ガンブーツ」を駆使して、ひたすら縦穴を下に降りていく。シンプルな作品だが、何度でも再チャレンジしたくなるローグライク要素、ガンブーツを撃った時の反動の爽快感など、細かな点が丁寧に作り込まれている。

「ちょっと前のゲームですが、昨年はドラマ『アトムの童』にも登場し、人気が再燃しました。面白いゲームが根強く支持されるのも、インディーゲームのいいところだと思います」(さわやか)

スイカゲーム(2021)

developer:Aladdin X
対応機種:Switch

2023年に突如流行、シンプルながら奥深いパズルゲーム

降ってくるイチゴやリンゴを、ボックスから溢れないように積んでいく落ちものパズル。同じ種類をくっつけることでフルーツは段階的に進化していくので、最も点数の高いスイカの完成を目指す。

「もともとは、『合成大西瓜』という中国のゲームがインスピレーション源の、プロジェクターに搭載されていたアプリ。Nintendo Switchでも配信が開始され、240円という手に取りやすい価格やルールのわかりやすさなどから実況動画などを通して一大ブームに」(山田集佳)

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