この夏、怖いもの見たさで訪れたいホラースポット案内〜怖いもの体験編〜
text: Asahi Hoshi, Tsukika Yoshikawa
日本全国にはさまざまな恐怖を体験できる場所があるらしい。あなたの“怖いもの見たさ”をくすぐるスポットをご紹介。この夏、危険の扉を開いてみては?
BRUTUS最新号「怖いもの見たさ。」は8月16日発売!
『大阪都市伝説 赤い女』(大阪・梅田)
大阪・梅田のとある噴水前に現れる「赤い女」の都市伝説。
広場で愛した男を待ち続けた女が裏切られたことに気付き、妖女となって今もその男性を探しさまよっているらしい……。
参加者は、陰陽師の手で封印された「赤い女」の復活を阻止するため、あるミッションに挑む。
会期が進むほどに洗練される恐怖に、あなたは耐えられるか?
『ホラー秘宝まつり 2023』(東京・宇都宮・名古屋・京都・大阪・福岡)
人気レーベル「ホラー秘宝」が主催する、毎年恒例のホラー映画だらけの映画祭「ホラー秘宝まつり」。多くのホラーファンから『観客参加型のホラー映画祭』として支持を得て、今年ついに10周年を迎える。
記念イヤーを祝福すべく、今年も選りすぐりのラインナップが4Kリマスター版でスクリーンを襲撃!あの名作ホラー映画を大画面で体感できるチャンス。ホラー好きもそうでない人も劇場へ足を運んで、最高の夏にしよう。
『HORROR TELLER FESTIVAL 2023』(東京・渋谷)
ホラー好きにはたまらない、日本最大の怪談フェスティバルが開催。
総勢30組のホラーの語り手が、渋谷の3会場で怪談を披露するという、ホラー好きにはたまらない祭典。
耳だけで恐怖の奥底に突き落とされること間違いなし!
また、HORROR TELLER FESTIVAL を主催している「渋谷怪談夜会」の10周年イベントが11月27日にZeppDiverCityにて公演予定。こちらも要チェック。
『お化け屋敷~江戸の肝試し~』(東京・浅草)
様々な形で現代にも伝わる「真景累ケ淵」「牡丹灯篭」「番町皿屋敷」「四谷怪談」といった“江戸四大怪談”をモチーフにしたお化け屋敷。
江戸の人々を恐怖のどん底に陥れていたという、日本人の記憶に刻まれた恐怖の物語を体験できる。大人も子供も観て楽しめるホラーアトラクションを、この夏の思い出に体感してみよう。
『ホラータワー 廃校への招待状』(熊本・荒尾)
怖い、人の気配がない学校をリアルに再現したホラータワーでは、参加者たちの悲鳴があちこちで響きわたる。全国放送番組でもとりあげられるほどの心霊スポットで、背筋が凍る恐怖のホラー体験が味わえる。
この夏、度胸試しでぜひ行ってみてはいかがだろうか?
『恐怖の待ち人』(広島・八丁堀)
広島PARCOにて、お化け屋敷が初登場。日本を代表するお化け屋敷プロデューサー“五味弘文”氏が手掛ける、ストーリーに沿った恐怖の演出を味わうエンターテインメントお化け屋敷。今年の夏は怖くて楽しいホラー体験を、広島パルコで体感しよう。
『怪談ライブBarスリラーナイト歌舞伎町店』(東京・新宿)
新宿・歌舞伎町に佇む雑居ビルの3階。重い扉の先には廃墟のような怪しい空間。ここはプロの怪談師が怪談ライブを行う新感覚のバー。身の毛もよだつ実話から、歌舞伎町で起きた摩訶不思議な事件まで100話以上の怪談を聴くことができる。専属の怪談師たちが、怪談はもちろん都市伝説や心霊スポット情報を発信するYouTubeも人気。
『松江ゴーストツアー』(島根・松江)
松江といえば、小泉八雲の怪談。小泉八雲が愛した怪談のふるさと松江で、小泉八雲が再話した怪談、松江の魅力を再発見できるツアー。
暗闇を見つめ五感を研ぎすまして巡る、新感覚の恐怖体験を味わってみよう。
8月16日発売のBRUTUS「怖いもの見たさ。」では、あなたの“怖いもの見たさ”をさらにくすぐるコンテンツが盛りだくさん。最新号もぜひチェックを。