西洋占星術におけるシーズンの区切りは「春分」「夏至」「秋分」「冬至」の4つです。2026年上半期の運勢は、このうち冬至と春分を軸に、12月22日（冬至）〜3月19日、3月20日（春分）〜6月20日の星模様を読んでいきます。
下半期全体の射手座
新しい出会いを呼び込む風
逆行して魚座エリアに戻っていた土星（節度・社会的責任）が再び巡行し始め、2月14日には火のエレメントである牡羊座エリアに移動します。射手座にとって火のエレメントを天体が運行することは、心強い味方が増えることを意味します。
土星は未熟なものに試練と課題を与えますが、責任と成熟も与えてくれる存在です。土星牡羊座期は、夢を叶えるための自己表現力を鍛えていくときとなります。土星魚座期で培った思いやりの心や信頼関係を育む力を持って楽しんでいきましょう。また、4月26日に対向の双子座エリアに天王星（刷新）が運行すると、新しい人間関係がどんどん広がっていきそうです。
太陽シーズンごとの射手座
◆12月22日～1月19日（太陽山羊座エリア運行期間）
太陽が、コンディションの良い火星と寄り添いながら「所有・財源の部屋」であり「価値」を意味する場所を運行します。資産を増やしていけそうなとき。持ち物の整理整頓や断捨離も捗ります。無駄な出費を減らすこともでき、お金を本当に価値あるものにだけ使っていけるでしょう。土星（責任）と海王星（あやふやさ）が並び、木星（拡張）とコネクトすることで、親や家族のことでトラブルや困難が発生するかもしれません。
◆1月20日～2月17日（太陽水瓶座エリア運行期間）
太陽は、「コミュニケーション・言語の部屋」であり「活発な対話」を意味するエリアを運行します。1月24日頃は、太陽と水星（思考）、金星（愛と喜び）、冥王星（運命）と火星（意欲）が重なることで、この期間は、友人たちと楽しく活気に満ちた時間を過ごせそうです。または新しく習い事を始めるのも良いタイミングです。
魚座エリアの土星（鍛錬）と海王星（直感）と、牡牛座エリアの天王星（ひらめき）が仲良く繋がることで、いろいろなことを器用にこなせそうです。
◆2月18日～3月19日（太陽魚座エリア運行期間）
2月19日に太陽が魚座エリアを運行し始めると、「家族を大切にする」場面になります。水星（コミュニケーション）と金星（愛と喜び）が重なっていくので、身近にいる人と愛ある交流ができるでしょう。また、2月26日頃は、火星（闘争心）と天王星（刷新力）が殴り合います。この影響で、仕事で新しいアイデアを出せるかもしれません。
◆3月20日～4月19日（太陽牡羊座エリア運行期間）
太陽は、射手座にとって「創造性とレクリエーションの部屋」であり喜びや楽しい遊びを表す場所を運行します。ワクワクしてじっとしていられない時期です。3月25日、太陽と土星（責任）が重なります。また、この2天体には物事を曖昧にする海王星も寄り添っています。さらに太陽には物事を極端にする冥王星が調和的に手を繋ぎます。運命を感じるような人や物、コンテンツに出会い、惚れ込んでしまうことがありそうです。もしくは、強烈な個性を持つ人と急激に親しくなるかもしれません。
◆4月20日～5月20日（太陽牡牛座エリア運行期間）
この時期は食事管理など、自己ケアや身の回りの整理整頓をするのに向いています。トレーニングの効果が出やすいときです。4月26日、太陽は冥王星（運命）と激しくぶつかり合います。またこの日は、天王星（改革）が双子座エリアに移動。天王星は金星（愛と喜び）と重なり、冥王星と調和的に繋がります。この時期のふとした出来事が、予想外の展開を見せる物語になっていくでしょう。パートナーシップにも影響しそうです。
◆5月21日～6月20日（太陽双子座エリア運行期間）
5月22日は太陽と天王星（改革）が重なります。さらに、太陽と天王星のペアに冥王星（運命）が調和的に繋がります。射手座にとって、双子座エリアは「パートナーシップや契約を結ぶ」場所です。また、冥王星がいる水瓶座エリアは、気軽に他者と知り合い、交流が生まれる「コミュニケーション」の場所です。太陽牡牛座期間に引き続き、パートナーシップの変化や、人間関係の刷新が進みそうです。
