2026年上半期 蟹座の運勢【七嶋ナオの12星座別ブルータス占い】

占星術師・七嶋ナオさんが2026年上半期の運勢を占います。蟹座(6/22~7/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

西洋占星術におけるシーズンの区切りは「春分」「夏至」「秋分」「冬至」の4つです。2026年上半期の運勢は、このうち冬至と春分を軸に、12月22日(冬至)〜3月19日、3月20日(春分)〜6月20日の星模様を読んでいきます。

下半期全体の蟹座

予想外の展開にも心を開いて

木星(成長・拡大)が2026年6月29日まで、蟹座エリアを運行しています。蟹座はもともと木星に愛されているサイン(星座)。木星の持つ、ものを増やし、育て、広げていく力を強化していきます。また、12年後に再び木星が巡ってくるときに“収穫”できそうな長期的な計画を立てるのにも向いているタイミングです。

助け合いの関係を築いたり、互助的なコミュニティに加わったりするかもしれません。2月に土星(試練)が魚座エリアから牡羊座エリアに移動すると、仕事の責任が大きくなっていくでしょう。

太陽シーズンごとの蟹座

◆12月22日~1月19日(太陽山羊座エリア運行期間)

太陽が山羊座エリアを運行します。蟹座にとってこの場所は、結婚や契約という意味があり、「パートナーシップ」や「公式な契約を交わす」ことも示します。「私」と「あなた」が真摯に向かい合うシーズンです。太陽と火星(負けん気)が重なることにより、人間関係でトラブルが起きやすくなります。小さな火種を大きな火にしないように心がけましょう。

1月20日~2月17日太陽水瓶座エリア運行期間

この期間は、他者と深くコミットメントしていくことになります。人のサポートに追われ、自分の時間を持つのが難しくなるかもしれません。序盤は、太陽と水星(思考)、金星(愛と喜び)冥王星(運命)が重なります。過去からのメッセージや宝物などを譲り受けたり、継承したりするイメージが浮かんできます。知らなかったことを知ることで、大きく視点が変わる可能性もあります。

2月18日~3月19日太陽魚座エリア運行期間

太陽は、蟹座と同じ「水のエレメント」である魚座エリアを運行します。前向きな気持ちになりやすい期間です。しかし2月14日に土星(社会的責任)が牡羊座エリアに移動します。土星には海王星(蕩けさせる力)が重なり、判断力を低下させます。そんな状態であるのにもかかわらず、自分の決断が必要な場面が増え、ストレスを感じそうです。迷ったときはひとりで抱え込まず、人に聞く勇気も必要です。

3月20日~4月19日太陽牡羊座エリア運行期間

太陽は、牡羊座エリアに入るとそのパワーを増します。この期間は、天の高い位置で太陽がさんさんと輝き、仕事で忙しくも充実する1カ月となります。4月6日頃は、太陽と蟹座エリアの木星(拡張)、金星(愛と喜び)と冥王星(運命)がぞれぞれぶつかり合います。オーバーワークになりやすいとき。なにが起きても「そうきたか!」と強気でおもしろがれると良いでしょう。

4月20日~5月20日太陽牡牛座エリア運行期間

太陽は「友情」を意味する場所を運行します。友人と未来の計画を語り合えば、とても楽しい時間を過ごせそうです。4月26日、太陽は冥王星(運命)と激しくぶつかり合う位置につきます。またこの日は、天王星(改革)が双子座エリアに移動します。天王星は金星(愛と喜び)と重なり、冥王星と調和的に繋がります。親や目上の人から急に頼みごとをされる可能性がありそうです。まったく予想していなかった方向へ話が進むかもしれませんが、今まで見えていなかったものを見つけることができるでしょう。

5月21日~6月20日太陽双子座エリア運行期間

太陽は天王星(改革・刷新)と重なりながら、「無意識の部屋」「未完了のタスクのある場所」を運行していきます。天王星には冥王星(運命・極端さ)が調和的に繋がるので、太陽牡牛座運行期間に引き続いて、予定外のところにリソースを割くかもしれません。それだけでなく、忙しいからと後回しにしていた件にも対処しなくてはならないかもしれません。愛と喜びの星である金星は蟹座エリアいますが、牡羊座エリアの土星(節度)に睨まれているので、自分のための喜びは得にくい状況です。切り替えて、他人の喜びのために動くと良いでしょう。

2025年下半期 蟹座の運勢【七嶋ナオの12星座別ブルータス占い】

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