西洋占星術におけるシーズンは「春分」「夏至」「秋分」「冬至」の4つ。2025年上半期を12月21日（冬至）から2025年6月20日（夏至前日）として運気を読み解きます。
上半期全体の山羊座
よきサポーターとして
山羊座は「地のエレメント」に属し、リアリストなサイン（星座）。だからこそ、社会の動きの影響を受けやすいところがあります。
2024年11月に、世相や時代の流れを司る冥王星が、ようやく山羊座エリアを脱してとなりの水瓶座エリアへと移動しました。この上半期は、これからの世の中の方向性が徐々に見えてきます。新しいアイデアや枠組みを探さねばと本腰が入ってくるでしょう。
また、山羊座と同じ活動宮の牡羊座エリアに、土星と海王星が移動します。そのため、「時代を変える」や「新しい社会を創る」という意識で働くことになるでしょう。これまでにない仕事を生み出していけそうです。
太陽シーズンごとの山羊座
◆12月21日～1月19日（太陽山羊座エリア運行期間）
冬至から太陽山羊座運行期が始まり、「主役の1カ月」となります。ただし、今シーズンは、周囲がバタバタしていて、そのフォローで振り回されてしまうかもしれません。とくに12月27日は混乱が起きやすいときです。常に冷静さを保ち、「転ばぬ先の杖」のような準備をしておくと安心です。
1月3日に水瓶座エリアの冥王星と獅子座エリアの火星（戦い）が対向します。遺産相続や税金などがテーマに浮上しやすいとき。ファイナンシャルプランナーなど、プロに相談してみるには良い機会かもしれません。
◆1月20日～2月17日（太陽水瓶座エリア運行期間）
太陽は、「経済・財産・持ち物の部屋」であり、自分の采配で動かせる資産（リソース）を意味するエリアを運行します。このシーズンが始まると同時に、太陽は冥王星と重なります。冥王星には、破壊と再生という象意があるほか、「巨万の富」という意味もあります。宝くじに当たったり、所有株が急激に値上がりしたりするかもしれません。
2月4日、双子座エリアの木星が順行に戻ります。中断していた作業にもう一度取り掛かれます。スムーズな流れができ、効率よく働けそうです。
2月12日頃は太陽と水星（知性）が重なり、天王星とぶつかり合うため、衝動買いをしたくなりそうです。
◆2月18日～3月19日（太陽魚座エリア運行期間）
2月19日に太陽が魚座エリアを運行し始めると、視野が広がりそうです。気軽なワークショップに参加してみたり、新しい環境に自らを置いてみたりしてみましょう。また、愛と喜びの星である金星が家族や地元を意味する場所を運行しているため、近隣の散策などが吉となります。
3月13日、太陽と土星が重なり、さらに火星、天王星と調和的に繋がります。パートナーシップを育める、良い星の配置です。日頃考えていることが素直に伝えられるムードが生まれそうです。
◆3月20日～4月19日（太陽牡羊座エリア運行期間）
この期間は家や家族や仲間といった、自分にとっての「ホーム」がテーマとして出てきます。居場所を快適にすることに時間をかけると良いとき。3月30日、夢とスピリチュアリティを司る海王星が牡羊座エリアに入ります。牡羊座にいる海王星は革新的エネルギーを帯び、山羊座の保守的な性質にアプローチしてきます。転職や引っ越しなど、暮らし方を変えることになるかもしれません。
◆4月20日～5月20日（太陽牡牛座エリア運行期間）
太陽は、「創造性とレクリエーションの部屋」であり、喜びや楽しい遊びを表す場所を運行します。やりたいことを思い切りできるタイミングです。
4月20日頃に、運命を大きく変える天体・冥王星が太陽とぶつかります。さらにそこに、戦いや欲求を意味する火星も激しくコンタクトしてくるため、アクシデントが起きやすくなっています。急に大きな事業の後継者として指名されるなど、一波乱の予感。
◆5月21日～6月20日（太陽双子座エリア運行期間）
「自他のケア・奉仕」がテーマになります。大きなイベントに向けて身の回りを整えていくイメージも浮かびます。また、人のために一肌脱ぐことになりそうです。
この期間の序盤では、太陽と冥王星、海王星が仲良く手を繋いでいきます。気軽にさまざまなことにチャレンジできるときです。好奇心に導かれるまま、今まで試したことのないアイテムを生活に取り入れてみましょう。
6月10日に木星が蟹座エリアに移動すると、約1年間、「パートナーシップ」の運気が上がります。パートナーとの絆が強まるとき。決まった相手がいない場合は、たくさんの素敵な人に出会えそうです。
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