上半期全体の山羊座
北極星を目印に
山羊座は「地のエレメント」に属し、現実主義者的なサイン(星座)です。そのため、社会の動きの影響をダイレクトに受けやすいところがあります。
2023年から2024年にかけて、世相や時代の流れを司る冥王星は、山羊座エリアと水瓶座エリアを行き来しています。山羊座の人には、ずっと荒波の中を航海しているように感じられるかもしれません。
2024年上半期は、一瞬海が凪いで、「見え始めた陸地」に向かっていけるシーズンです。道徳的な判断が必要になる場面が多くなり、過去のルールに縛られずに進むことが求められます。
太陽シーズンごとの山羊座
◆12月22日~1月19日(太陽山羊座エリア運行期間)
冬至から太陽山羊座運行期が始まり、「主役の1カ月」となります。太陽(創造性)と牡牛座エリアを逆行中の木星(成長・拡大)とが調和的な配置になることで、じっくりと腰を据えて自分を鍛えられるシーズンです。とくに過去に習ったものをもう一度練習するのがおすすめです。
また、12月25日頃は太陽と木星(成長・拡大)と土星(節度)が調和的図形を描き、金星(愛と喜び)と海王星(夢と融解性)も仲良く繋がることから、友人たちとの交流も盛んになりそうです。
◆1月20日~2月18日(太陽水瓶座エリア運行期間)
太陽は、「経済・財産・持ち物の部屋」であり、自分の采配で動かせる資産(リソース)を意味するエリアを運行します。この期間は、1年のお金の使い方を計画すると良いでしょう。ファイナンシャルプランナーへの相談や、株の売買も運気が上がります。
1月21日に冥王星(運命)が同じ水瓶座エリアに入ります。すぐに変化が起こるわけではありませんが、このタイミングに種を蒔いておくと、近い将来に大化けするかもしれません。過度な期待は運を遠ざけますが、ときには冒険的な資産運用も効果的です。
◆2月19日~3月19日(太陽魚座エリア運行期間)
2月19日に太陽が魚座エリアを運行し始めると、気軽に参加できるワークショップや、近隣の散策などが吉となります。新しい環境に自分を置くことで、視野も心も広くなるでしょう。
2月28日頃は魚座エリアを運行する太陽と土星(責任)が重なり合います。またこのタイミングでは火星(勇気)と木星(寛容さ)が激しくコネクトします。その影響で、挑戦してみたいことが増えてワクワクするも、そこに割く予算の大きさを見ていったん尻込みするかもしれません。
3月12日から19日までは、魚座エリアに太陽(創造性)、金星(愛と喜び)、土星(節度)、海王星(夢・スピリチュアル)が並びます。「やりたいことはやっておかなきゃ」と一歩踏み出すことができそうです。
◆3月20日~4月18日(太陽牡羊座エリア運行期間)
この期間は家や家族や仲間といった、自分にとっての「ホーム」がテーマとして出てきます。居場所を快適にすることに時間をかけると良いとき。
さらに魚座エリアには金星(愛と喜び)、火星(意欲)、土星(節度)、海王星(夢・スピリチュアル)が運行しています。そのため、身の回りで、いろいろな意見や要望が飛び交い、方針がなかなかまとまらないという状況が生まれそうです。山羊座の人にとっては、混乱している人をいかに冷静に見守っていけるかが課題となりそうです。
◆4月19日~5月19日(太陽牡牛座エリア運行期間)
太陽は、「創造性とレクリエーションの部屋」であり、喜びや楽しい遊びを表す場所を運行します。
やりたいことを思い切りできるタイミングです。
4月22日頃、太陽は“財産の部屋”にいる冥王星と激しくぶつかり合い、さらに木星(成長・拡大)と天王星(改革)が重なり合います。思い切った自己投資をするかもしれません。
5月半ばを過ぎると、牡牛座エリアに5つの天体が集まります。その影響で、イベントに参加するなど嬉しいことが増えるでしょう。自分の魅力をアピールしやすいときでもあるので、目立つならこのときを狙っていきましょう。
◆5月20日~6月20日(太陽双子座エリア運行期間)
「自他のケア・奉仕」がテーマになります。大きなイベントに向けて身の回りを整えたり、準備をしたりするイメージもあります。他者のために一肌も二肌も脱いでいくときです。
このシーズンの序盤では、太陽と冥王星が仲良く手を繋ぎます。誠実さをもって奉仕的に働くほどに運が良くなるのを実感できそうです。
さらに5月26日に木星が双子座エリアに入ると、ますます奉仕というテーマは存在感を強め、もっと社会の役に立つにはスキルアップしなくては!となるでしょう。
〈ロレックス〉が〈ナショナル ジオグラフィック〉と進める、グローバルな環境保護プロジェクト