Feel

2024年上半期 蟹座の運勢【七嶋ナオの12星座別ブルータス占い】

毎週更新「ブルータス週間占い」が人気の占星術師・七嶋ナオさんが2024年上半期の運勢を占います。蟹座(6/22~7/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

上半期全体の蟹座

手を差し伸べる人

2024年5月25日までは、成長・拡大を司る木星が蟹座にとって「人脈運(友情)」という意味のある場所を運行しています。たくさんの人と積極的に出会っていく期間です。

そして、2024年5月26日に、木星は「隠されたもの」や「深層意識」を意味する場所を運行します。己の隠れた才能を育てることになるかもしれません。誰かと急に親密な関係を結ぶこともあり得ます。“秘密の共有”を通して癒やされもするでしょう。

また、社会的な責任を司る土星が、スピリチュアリティに関わる場所を運行しています。何を学び、何を教え、どんな理想や哲学を持つべきかを考えさせられることになりそうです。指導者やメンター的存在になることを求められるかもしれません。

太陽シーズンごとの蟹座

12月22日~1月19日太陽山羊座エリア運行期間

太陽が山羊座エリアを運行します。蟹座にとってこの場所は(自己に対向する)他者の現れる場であり、結婚や契約という意味があり、「パートナーシップを結ぶ」や「公式な契約を交わす」という意味の場所でもあります。

「私」と「あなた」が真摯に向かい合うシーズンです。年末年始で家族や近親者と過ごすことも多い場で、誠実に関わることがテーマになりそうです。他者と真摯に向き合うことで自己理解も進みます。

1月20日~2月18日太陽水瓶座エリア運行期間

この期間は、他者と深くコミットメントしていくことになります。人のサポートに追われ、自分の時間を持つのが難しくなることもありそうです。

1月21日に冥王星(運命)が水瓶座エリアに入る影響で、「遺産相続」や「継承問題」に取り組むことが課題になりそうです。無理やり運命の扉を開くのが冥王星です。逃げたくても逃げられない状況も想像できます。

さらに金星(愛と喜び)と火星(勇気・積極性)が水瓶座エリアに入る2月中旬のタイミングでは、棚から牡丹餅的なご褒美をもらうことがあるかも。ただし、それを受け取ると、無理な頼まれごとをされるかもしれません。手を伸ばす前によく考えましょう。

2月19日~3月19日太陽魚座エリア運行期間

太陽は、蟹座と同じ「水のエレメント」である魚座エリアを運行します。前向きな気持ちになりやすい期間です。2月28日には魚座エリアを運行する太陽と土星(責任)が重なり合います。その影響で、共同体の中でリーダー的な役を務めることになるかもしれません。もしくは、後輩たちに指導をしていくメンター的な立場になるかもしれません。

3月9日には火星(意欲)と天王星(改革)がぶつかり合います。身近な人の反対や身内のトラブルなどによって、予定していたことを中止したり変更したりせざるを得ないかもしれません。予備日をあらかじめ用意しておくと良いでしょう。

3月20日~4月18日太陽牡羊座エリア運行期間

太陽は、牡羊座エリアに入るとそのパワーを増します。この期間は、天の高い位置で太陽がさんさんと輝き、仕事で忙しくも充実する1ヶ月となります。3月中は全天体順行のため、何かを始めるのに良い時期。積極的に新しい企画を進めていきましょう。

金星(愛と喜び)と土星(節度)が重なり合い、木星(成長拡大)と調和的に繋がることにより、やりがいのある仕事のオファーもやってきそう。依頼された仕事の難易度が高くてもひるまずに受けていきましょう。

◆4月19日~5月19日(太陽牡牛座エリア運行期間)

太陽は「友情」を意味する場所を運行します。友人と未来の計画を語り合えば、とても楽しい時間を過ごせそうです。しかし、4月22日頃、太陽は冥王星と激しくぶつかりあう位置に入ります。さらに木星(成長・拡大)と天王星(改革)が重なり合うこともあり、友人関係で混乱が生じるかもしれません。

思ってもみなかった出来事が起きて、今まで見えていなかったものが見えてきて、判断に悩むこともありそうです。5月半ばを過ぎると、同じ「友情」エリアに5天体が集まります。

その影響で、友人たちの間で良いことも悪いことも起きる予感。どんな話を聞いても、そのときそのときの感情に身を任せず、変わらずに愛を注げるようにしましょう。

◆5月20日~6月20日(太陽双子座エリア運行期間)

この期間は「内観」がテーマになります。自分の時間を大切にするために家に籠りたくなるタイミングです。このシーズンの序盤では、太陽と冥王星が仲良く手を繋ぎます。この影響で「楽しいひきこもりモード」に入り、日頃の人間関係の疲れを癒すことができそうです。

5月26日に木星(成長・拡大)が双子座エリアに入るとますます「お家大好き」の気持ちが強まり、静かに過ごしたくなりそうです。また、魚座エリアを運行する土星(節度)のおかげで、黙々と勉強に励む時間を作ることができるでしょう。

音楽家・荒谷翔大

ソロの道を歩み始めたミュージシャン・荒谷翔大が着る〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉

着る / PR

2023年下半期 蟹座の運勢【七嶋ナオの12星座別ブルータス占い】