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2023年下半期 蠍座の運勢【七嶋ナオの12星座別ブルータス占い】

毎週更新「ブルータス週間占い」が人気の占星術師・七嶋ナオさんが2023年下半期の運勢を占います。蠍座(10/24~11/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

下半期全体の蠍座

砂漠を行くキャラバンのように

意識して休憩時間をつくることが大切な時期になります。仕事の場面で緊張状態になることが多く、消耗しやすいかもしれません。蠍座は我慢強いタイプですが、我慢ばかりだと心がすり減ってしまいます。オンとオフの切り替えをしっかりとし、リフレッシュを意識しましょう。

木星と土星は、「公的なパートナー」をつくる後押しをしてくれそうです。もしくは、対人関係を通じて大きな学びができるチャンスになります。

太陽シーズンごとの蠍座

◆6月21日〜7月22日(太陽蟹座エリア運行期間)

蠍座にとって同じ「水のエレメント」のエネルギーが満ちてくる良い期間となります。ただし、天の高い位置に金星と火星が運行し牡牛座にいる天王星とバチバチにぶつかり合っています。仕事の場で頼られることが増え、気を張る時間が長くなりそうです。

蟹座のエッセンスは、温泉のようにふわっと温かい情に満ちた思いやりや労りです。働くときと休むときとのメリハリをつけて、休憩はしっかりとりましょう。温泉旅行にいくのも良さそうです。

◆7月23日〜8月22日(太陽獅子座エリア運行期間)

この期間は天の高い位置を太陽が運行し、仕事の忙しさはピークに。8月前半から中旬、獅子座エリアの太陽は牡牛座エリアを運行する木星・天王星と刺激し合います。この配置は蠍座には大きな影響を与えそうです。こなせばこなすほどにどんどん仕事がやって来るような状況になるかもしれません。

8月20日頃、水星(知性)・火星(意欲)と天王星(改革)・冥王星(運命・極端さ)が調和的に繋がり、「地のグランドトライン」という形をつくります。この影響で、過去に付き合いのあった友人から仕事のオファーが届くかもしれません。ただ、安請け合いはしないほうが良さそうです。

◆8月23日〜9月22日(太陽乙女座エリア運行期間)

「未来計画」を立てる1カ月となります。ただ、前半はこの太陽の正面に土星(責任・節度)がいるため、アイデアがなかなか出ないかも。9月5日に、太陽は水星と重なり、木星とも調和的な角度をとるので、良いプランを思いつけるようになりそうです。

9月4日には木星が逆行を始め、「パートナーシップ」について振り返るチャンス。相手との意思疎通をしっかり行うことで、安定した関係を育めそうです。

9月15日の乙女座エリアでの新月は天王星牡牛座との調和的に繋がります。思い描いていた未来設計図をパートナーやバディに理解してもらえそうです。具体性を持って伝えると吉。

◆9月23日〜10月23日(太陽天秤座エリア運行期間)

「内観」がテーマになります。10月5日に水星が天秤座エリアに入り、太陽・火星・水星の3天体が天秤座エリアを運行することとなります。

このタイミングでは、自分の心を理解するために瞑想や内観をすると良いでしょう。心の整理のために、思いや考えを紙に綴ってみましょう。実際に出さずとも、友人宛に手紙を書いてみるのもおすすめです。

◆10月24日~11月21日(太陽蠍座エリア運行期間)

主役の1カ月が始まります。蠍座エリアには火星と水星がすでに運行しているので、蠍座の存在感が一層強くなっていきます。

また、この時期に蠍座エリアを運行する天体たち(太陽・水星・火星)は、魚座エリアを運行する土星と調和的に繋がっています。10月中はリラックスムードが漂い、スムーズに人との信頼関係が結べる時期。

蠍座エリアの真正面では木星と天王星が太陽を待ち構えています。11月に入り、太陽が移動すると、パートナーやバディとの間で事件が起きるかもしれません。それを良い変化のきっかけとできるように、冷静で丁寧な対応をしていきましょう。

◆11月22日〜12月21日(太陽射手座エリア運行期間)

自分のできることとできないことを見極められるとき。そこからさらに、やるべきことがはっきりしてくるかもしれません。

太陽には、魚座エリアの土星がぶつかってきます。この配置のもとでは、願いを叶えるための対価を払うことを恐れない姿勢が重要になってきます。

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