下半期全体の山羊座
安心して振り返る
下半期は、運命や極端さを司る冥王星が山羊座エリアに逆行して戻ってきています。その影響で、自分らしさについて考えることが増えそうです。「時代を生き延びるための最良ルートはなんだろう」ということもテーマとなってきます。
山羊座エリアの冥王星には、魚座エリアの海王星が優しく手を伸ばしてきています。想像力や発想力が高まり、問題解決に際して様々な選択肢を想定できそうです。木星と土星は、山羊座の味方となる位置におり、運勢を安定させています。
太陽シーズンごとの山羊座
◆6月21日〜7月22日（太陽蟹座エリア運行期間）
山羊座の対向位置に太陽がやって来ます。この場所は（自己に対向する）他者の現れる場であり、結婚や契約という意味があり、「パートナーシップを結ぶ」や「公式な契約を交わす」という意味の場所でもあります。
「私」と「あなた」が向かい合うこのシーズンは、個人と個人が真摯に、そしてシンプルな形で、互いの本質を知っていくことが大切になります。ただ、火星と金星の影響で、どうしても相手の肩書やスペック的なものに気を取られてしまいそうです。自分が本当に重視すべき点は何なのかを、一度冷静に考えてみましょう。
◆7月23日〜8月22日（太陽獅子座エリア運行期間）
他者と深くコミットメントしていく落ち着いたシーズンになりそうです。
また、この時期は同じ「地のエレメント」の乙女座と牡牛座に天体があるので、安定した環境で安心して過ごしながら、自己の弱点を補強できそうです。
◆8月23日〜9月22日（太陽乙女座エリア運行期間）
「研鑽の1カ月」となります。前半は、太陽の正面に土星（責任・節度）が立って牽制をかけてくるため、新しいことを始めるには少し尻込みをしてしまうかもしれません。しかし9月5日に太陽が水星と重なり、木星と調和的な角度をとることから、やってみたいことに積極的にチャレンジできそうです。
9月4日に木星が逆行を始めたら、「自分を喜ばせる」ことができているのかを振り返ると良いでしょう。やらずにいて後悔していたものを拾いに戻りましょう（見そびれていた映画を見たり、行きたかった場所に遊びに行くなど）。
9月15日の乙女座エリアでの新月は天王星牡牛座との調和的に繋がります。自分という入れ物の中に何を詰めていきたいのかを考えてみましょう。その中身となるものが、自らを支えていきます。
◆9月23日〜10月23日（太陽天秤座エリア運行期間）
「仕事に励むこと」がテーマになります。10月5日に水星が天秤座に入ると、太陽・火星・水星の3天体が天秤座エリアを運行することとなります。このタイミングは、怒涛の忙しさに襲われるかもしれません。クライアントからの無茶振りも懸念されます。
ただ、山羊座は忙しいほど元気になり輝く性質もあります。「自分ならできる」と自信を持つこと。
◆10月24日～11月21日（太陽蠍座エリア運行期間）
仕事の忙しさは一段落し、落ち着いたムードになりそう。蠍座エリアには太陽に先行して火星と水星が運行しており、この3天体には、魚座エリアを運行する土星が調和的に繋がっています。
友人たちとじっくりと未来を語り合うことに向いている時期です。ただ、自分も人も思い込みが激しくなりやすいときなので、注意を。
金星はこの時期、乙女座を運行中で、木星と調和的な繋がりを持っています。将来に対して悲観的にならずに、今ある良い部分を伸ばしていくための議論を重ねましょう。
蠍座エリアの真正面では木星と天王星が太陽を待ち構えています。11月に入り、太陽が移動すると、山羊座が「調停役」や「仲介役」になることが多くなりそうです。
◆11月22日〜12月21日（太陽射手座エリア運行期間）
11月22日に太陽が射手座エリアに入ると、「舞台裏のプロデューサー」モードに入ります。自分が表に出るのではなく、裏で全体を見渡し、指示を出していく立ち回りをすることになりそうです。
太陽には魚座エリアを運行する土星がぶつかり、さらに水星射手座が土星と、火星射手座が海王星魚座と厳しい角度でぶつかり合います。
その影響で、コミュニケーションに齟齬が生じやすくなりそうです。ちょっとした言い回しの違いなどでボタンの掛け違いが起こってしまうので、確認や念押しを丁寧にしていきましょう。
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