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2023年下半期 蟹座の運勢【七嶋ナオの12星座別ブルータス占い】

毎週更新「ブルータス週間占い」が人気の占星術師・七嶋ナオさんが2023年下半期の運勢を占います。蟹座(6/22~7/22生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

下半期全体の蟹座

謙虚さで繋がる

木星牡牛座は蟹座を未来に引っ張ってくれています。人脈運が良いシーズン。人に支えられ、刺激され、まだ立ち入ったことのない場所へと自然といざなわれていくときです。

蟹座は、人の役に立ちたいという気持ちで溢れているサイン(星座)ですが、これからの半年間は、前のめりで愛情を注ぐよりも、「一歩下がって学ぶこと」をイメージしてみましょう。

太陽シーズンごとの蟹座

◆6月21日〜7月22日(太陽蟹座エリア運行期間)

パワフルに動ける「主役の1カ月」となります。太陽と土星が調和的に繋がると、より広く世の中の役に立ちたいと真剣に考えるようになります。そして、必要な知識やスキルを身につけるためのスタートを切れそうです。

7月22日には冥王星が太陽の対向位置に入ってきます。この配置によって「見えていなかった自分」を見つけられるかもしれません。それは、誰かと真摯に語り合うことで到達する境地かも。

◆7月23日〜8月22日(太陽獅子座エリア運行期間)

この期間は自分の能力をあますことなく発揮できそうです。実行力や決断力もアップしそう。8月20日頃、牡牛座エリアの天王星と、乙女座エリアの水星(知性・コミュニケーション)と火星(情熱・意欲)、山羊座エリアの冥王星(運命・極端さ)の4天体が調和的に繋がり、「地のグランドトライン」を描き出します。

この影響を受け、友人たちと日常的に、穏やかに楽しく交流できるでしょう。運命的な出会いもあるかもしれません。カフェや本屋などで行われる小さなイベントに参加するのも良さそうです

◆8月23日〜9月22日(太陽乙女座エリア運行期間)

気軽に参加できるワークショップや、近隣の散策などがおすすめ。9月4日には木星が逆行を始め、懐かしい人に会えるチャンスが増えそう。過去の人間関係の整理も始まるかも。

9月15日の乙女座エリアでの新月は、天王星牡牛座と調和的に繋がります。「新しい人脈」を開拓していくことになるかもしれません。どんな人と仲間でいたいのかを確認すること。

◆9月23日〜10月23日(太陽天秤座エリア運行期間)

プライベートの生活を振り返り充実させるタイミング。家族や身内に目を向けましょう。模様替えなども楽しくできそうです。10月7日は火星と冥王星が厳しい角度で繋がり、その影響が強く出るかもしれません。

しかし、何か起きても「災い転じて福となす」を目指し、冷静に状況を判断すること。家庭やチームで自分が担っている役割を見直すのも良いでしょう。

◆10月24日~11月21日(太陽蠍座エリア運行期間)

10月24日に太陽が蠍座エリアを運行し始めると、喜びと創造性が高まるシーズンになります。太陽は、先行して蠍座エリアにいる火星と水星に合流し、11月10日頃まで蠍座エリアには3天体がいることとなります。

この時期は自分の遊び心に忠実になって、イベントを企画したり、精力的に楽しいことをやっていきましょう。恋愛運もUPしています。魚座エリアにいる土星の影響も相まって、パワフルながらも安定感のある期間になりそうです。

◆11月22日〜12月21日(太陽射手座エリア運行期間)

「自他のケア・奉仕」がテーマになります。何か大きなイベントに向けて身の回りを整えたり、準備をしたりするイメージもあります。

射手座を運行する太陽は、魚座エリアにいる土星の影響を受けています。そのため、「ケア的行為」から智慧を得ることもあるでしょう。もしくは日常の小さな出来事から大きな気づきを得られそうです。利他的な行動を心がけることで、大きな収穫がありそうです。

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