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2023年上半期 双子座の運勢【七嶋ナオの12星座別ブルータス占い】

毎週更新「ブルータス週間占い」が人気の占星術師・七嶋ナオさんが2023年上半期の運勢を占います。双子座(5/21~6/21生まれ)の星模様は?

text: Nao Nanashima / edit: Motoko KUROKI / illustration: Aurélie Garnier

重い荷物を軽く持つ

木星は双子座にとって「人脈運」や「未来の計画」を意味する場所を5月16日まで運行します。木星は成長や拡大をもたらす惑星です。「会いたい人に会える」運気を育ててくれます。積極的に自分から顔を売っていきましょう。

1月は「ギフト・継承」を意味する場所に太陽、水星、冥王星が運行し、「お下がり運」が上がります。また、双子座エリアの火星と、牡牛座エリアの天王星が順行となります。

火星は2022年8月から2023年3月までの長期で双子座エリアを運行しています。火星にはポジティブな意味としては「意欲・勇気・バイタリティ」があり、ネガティブな意味としては「トラブル・苛立ち・争い」があります。逆行中は神経がささくれやすく、自信も失いやすい時期でした。1月13日からは、一転して前向きになり、意欲的になれるでしょう。天王星はひらめきを与えてくれる天体で、やはり順行になってこそ、そのアイデアを活かすことができます。長らく不調感があった人はここから頑張りましょう。

2月から3月にかけての太陽魚座シーズンは、仕事が忙しくなるでしょう。仕事が仕事を呼び、紹介が紹介を呼ぶようなイメージです。

3月7日には試練の星・土星が魚座エリアを運行し始めます。その影響は大きく、軽やかに仕事をしてきた双子座にとっては、「望まない出世」や「責任者になる」ことが起きて、プレッシャーを感じるかもしれません。
しかし、3月25日に火星が蟹座に移動することで、空回りしていたエネルギーを上手く使えるようになり、安定感が出てくるでしょう。

3月24日に冥王星が水瓶座エリアに移動する影響で、「ここではないどこか」へ行きたい気持ちが高まったり、海外に行くような運気が高まります。観光だけにとどまらず、留学や移住などもあるかもしれません。専門的な学びの道を選ぶのもありそうです。

金星は半年の間で、山羊座エリアから獅子座エリアまでを運行します。特に4月には双子座エリアを巡るので魅力度がUPしそう。6月前半にはコミュニケーション能力が高まります。

5月に木星が牡牛座エリアに移動すると、自分の心の深い場所についてのテーマが浮上してきそうです。今まで見えていなかったものが見えてきたり、自分でも知らなかった欲望に向き合うこともあるかもしれません。

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