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月星座が教える「本当の自分」。蠍座が気をつけたい人間関係

西洋占星術において、心や身体を表すとされる月。月星座を見ると、通常の星座占いでは見えない「素の自分」がわかる。と同時に、仕事や公の場では隠れている、人間関係における要注意事項も……。毎週ホロスコープを寄せてくれている七嶋ナオさんに話を伺った。そもそも月星座とは?「まとめページ」も読む。

text&edit: Motoko Kuroki / illustration: Asami Hattori

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基本性格

12星座を火地風水の4エレメントに分けたとき、蠍座は「水のエレメント」に属する。「水が一つの流れにまとまっていくように、水のエレメントの星座は、まとまろうとする力、共感したいという思いを持ちます。蠍座は特に、魂で相手と癒着したいという気持ちが強いです」(七嶋さん)

真剣で、純粋で、欲望にひたむき。愛情深いのが月星座・蠍座。

「自分と相手とで不可逆な化学反応を起こそうとします。蠍は脱皮をするので、そこから、破壊と再生を司ると考えられています。蠍座の性質としては、常に『前向きに死んでいく』、古い自分を壊していくところがあります」

神秘的だけど、一度心を許した相手にはとことん献身的。良くも悪くもピュアだけど、真実を見抜く観察眼を持った、静かな情熱家でもある。

「ぎゅっと圧のかかった関係性が好きで、潜水艦のようなイメージの星座です。狭く深く濃い世界を抱いています」

人間関係、ここにご注意

秘密主義で用心深い蠍座。けれど、寂しがりな一面もある。

「他者と繋がりたい気持ちが強いのですが、オーディションのように、出会った相手を好きか嫌いかすぐさま判断していきます。そのかわり、一回身内と思ったらものすごく自分を捧げてしまう傾向があります。純粋な分、愛があったらどこまでも追いかけていく!というタイプです」

まるで演歌の世界のような情念が、蠍座にはついてまわる。思い込みも強く、「重い」と言われることも……。貢いだり、嫉妬で苦しくなったり、相手を追い詰めてしまったりというようなことにはくれぐれも注意を。

「蠍座は、自分の思い込みの強さに罪悪感を持ち、それでさらに負のスパイラルにはまってしまうことがあります。そんなときは、心の日光浴をしましょう。また、自分の愛情の純度が高いだけで、悪いことではないと、うまく開き直ることも大事です。自分を責めないように」

そもそも月星座とは?自分の月星座を調べる

私たちが普段「自分は〇〇座」と言うときに使っているのは「太陽星座」と言われるもの。「太陽星座は、外から見た自分、社会的な自分を表すと言われています。それに対して月は、自分が自分に持つイメージ。太陽星座が“スーツ姿”だとしたら月星座はいわば“パジャマでいる自分”を示すものなんです」

月星座を調べるには、以下のリンクから誕生日を入力。結果の表の中で、月マークの横に書かれた星座が、自分の月星座だ(*外部サイトにつながります)。

http://nut.sakura.ne.jp/wheel/sabian.html

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