基本性格
「魚座には、うっかりこの世に生まれてきてしまった妖精のようなところがあります」（七嶋さん）
月を魚座に持つ人は、感受性が強く、空想を愛する。現実社会の理屈の中に埋まると、窒息してしまうタイプだ。
「柔らかくて優しくて、魂をケアしてくれるような深い共感をくれる星座です。いるだけで魂が慰撫されるような、ヒーラー体質の人も多いです。リラックスしてこそ実力が出るので、『半分寝ている』くらいがちょうどよく健康的と言えるでしょう」
12星座を火地風水に分けたとき、魚座は「水のエレメント」。水と水がすぐに混ざり合い境界をなくすように、魚座も自他の境界があいまいで、広い心を持つ。シャイで受け身な面もありつつ、気づけばするっと周りに馴染んでいるような、不思議な存在だ。
「気張らずマイペース、『人間のコスプレをしている』というくらいの気持ちでいるのが、魚座らしいです」
人間関係、ここにご注意
ゆらゆらとたゆたう水の中で夢を見ている魚座。浮世離れしているので、気をつけたいのはまずなんと言っても「悪い人にだまされないように」
水のエレメントなので、流されやすいのも特徴。そして、境界線を引くということをしないので、交友関係でもストライクゾーンが広い。魚座の場合、警戒心がなく、ふと気づいたら悪徳セールスにひっかかっているということも。それで周りは大騒ぎなのに、肝心の本人はあっけらかんとしていて、親しい人から「どうしてそんなに無防備なの？」と詰め寄られるかもしれない。
「理屈に弱い魚座に、頼りなさを感じる他星座も多いです。現実を生き抜くにはちょっと抜けている、と見られてしまうのです。そして、こだわりがないのは悪いことではありませんが、相手によっては『なんでもいい』＝『どうでもいい』と解釈されかねません。そういった誤解にも気をつけましょう」
そもそも月星座とは？自分の月星座を調べる
私たちが普段「自分は〇〇座」と言うときに使っているのは「太陽星座」と言われるもの。「太陽星座は、外から見た自分、社会的な自分を表すと言われています。それに対して月は、自分が自分に持つイメージ。太陽星座が“スーツ姿”だとしたら月星座はいわば“パジャマでいる自分”を示すものなんです」
月星座を調べるには、以下のリンクから誕生日を入力。結果の表の中で、月マークの横に書かれた星座が、自分の月星座だ（＊外部サイトにつながります）。
