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水星蟹座のあなたへ。思考のくせと、理解のかたち

ものを見聞きし、「わかる」。そのプロセスは人それぞれ。理解した内容や考えを人に伝える方法も、いろいろある。では、自分はどういうタイプ?それを教えてくれるのが、西洋占星術で見る生まれ持った水星の場所。情報処理とコミュニケーションの秘訣を、知のメッセンジャー・水星に聞いてみよう。(監修:七嶋ナオ)

illustration: Ayumi Takahashi / text & edit: Motoko KUROKI

感情を通して世界をつかむ

経験則で思考するのが、蟹座にボクを持って生まれた人の特徴。自分が体験してきたことを基準に物事を把握していくんだ。

リアルな感覚を大事にしていて、あたたかみのあるコミュニケーションができる。共感さえできれば、論理的かどうかは関係なく受け入れられるのが強み。どんなにぶっ飛んだ設定のフィクションでも、登場人物に感情移入できればハマれるだろうな。

ロジカル!というタイプではないけれど、非言語的な情報をキャッチするのは上手。相手の表情や仕草をよく見ているし、「もしかして、体調悪い?」と気付いてあげることも多い。

でも、だからこそ、少し保守的というか、身近なところにしか目がいかないこともある。好き嫌いが判断に結構影響してきて、「あの人が言うなら」という理由で意思決定しがち。人を説得するときも、情に訴えかけがちなので、理屈の部分をしっかり入れ込んで。意識して視野を広く持てば、考え方はもっと柔軟になるはず。

太陽星座と合わせたアドバイス

水星星座と太陽星座の組み合わせは3パターン。太陽星座ごとにもスタイルが変わるよ。

太陽双子座×水星蟹座
親しみやすい印象を与える。他者の話を傾聴することで、仕事や人脈づくりがスムーズになる。

太陽蟹座×水星蟹座
心配性で世話焼き。感情表現が豊かで、まっすぐに気持ちを伝えるコミュニケーションをする。

太陽獅子座×水星蟹座
ドラマチックな語り口が特徴。自分の意見がぶれず、コミュニティの中心的存在にもなりやすい。

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