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旭川周辺で楽しめる、渓流釣り。日本発祥の伝統的釣法テンカラに興じる

〈South2 West8〉 ディレクター・永岡要さんが案内する北海道・旭川空港。札幌市に次ぎ、北海道第2位の人口を有する旭川市。北海道のほぼ中央に位置し、富良野市や美瑛町(びえいちょう)など観光地へのアクセスも良好だ。旭川周辺で楽しめる、雄大な自然を体感できるアクティビティ「渓流釣り」を取材した。

Photo: Kentauros Yasunaga / Text: Ryosuke Iwamura (PILOT PUBLISHING)

釣り人にとって最高のフィールド、北海道。

北海道は周囲を海に囲まれ、河川や湖沼が点在する恵まれた環境で、釣り人にとって最高のフィールドです。全道各地を回って行き着いたのが旭川周辺で、本流から流れる支流が数多くあって釣り場が豊富なのが魅力。市内を拠点に美瑛や富良野、層雲峡などを巡っています。

早朝から夕方までは自然に囲まれて釣り三昧、夜は繁華街で反省会がいつものルーティン(笑)。旭川空港は飛行機を降りてすぐ釣り場へ向かえるので、道外から釣り仲間が訪ねてくる際には待ち合わせ場所にも便利なんです。

釣りは北海道へ移住した翌年に、〈NEPENTHES〉の代表・清水(慶三)から教わって始めたのがきっかけ。脈釣りなどを経て、現在はテンカラ釣り一筋で楽しんでいます。テンカラとは、擬似餌である毛鉤で魚を釣る日本古来の伝統釣法。竿と釣り糸、毛鉤のみの仕掛けで、シンプルだからこそ奥が深いんです。

釣りは本気の遊びであると同時に、オリジナルブランド〈South2 West8〉にとっても重要な位置づけ。ファッションブランドならではの着想で、カルチャーをフィールドに反映しています。これからも釣りを楽しみながら、自分たちが欲しいと思えるアイテムを作り出していきたいですね。