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モデル・新田あいが愛用する山道具。〈Vivobarefoot〉のベアフットシューズ

山歩きの楽しみ方が人それぞれなら、当然道具の選び方もそれぞれ。道具選び自体が山歩きの楽しみになっているというギア好きも多いでしょう。そして、選んだ道具からは、その人が山とどう向き合っているかが見えてくるものです。

text: Kosuke Kobayashi

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足裏でダイレクトに地面を感じる喜び。軽快な山歩きは健康な足から

2年ほど前、行きつけのアウトドアショップで、「本来の足の機能を取り戻せる」と聞いて試してみたのがベアフットシューズとの最初の出会い。モデルという仕事ではヒールの高い靴を履く機会も多く、外反母趾(がいはんぼし)や内反小趾(ないはんしょうし)の症状も気になっていました。

ちょうど「楽しく山を歩くためにも、もっと足をいたわらないと」と思っていたタイミング。半信半疑ではありつつも試してみたところ、これまでの登山靴のような締め付け感はなく指先が自由になる感触にびっくり。ソールが薄いので足裏で小石や枝を感じるのも気持ちよく、歩く楽しみが広がりました。濡れた木道も滑りにくいですし、指先で地面を掴(つか)みながら登っていく感覚はベアフットシューズならでは。今では足の悩みもすっかりなくなりました。街のコーディネートに合わせやすいデザインも惹かれる理由です。

新田あいの山道具

〈Vivobarefoot〉のベアフットシューズ、モデル・新田あい、モデル・新田あい
〈Vivobarefoot〉は、2012年に創業したベアフットシューズのパイオニア的存在。マグナ トレイル FGはグリップ力の高いソールと耐久性のあるレザーアッパーを採用したハイキング向けミッドカットモデル。

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