FADE(フェード)
下から上へグラデーションがつく、いわゆる刈り上げスタイル。ローフェード、ミディアムフェード、ハイフェードと刈り上げる高さによって呼び方が変わる。またサイドと後頭部の毛を地肌まで剃り込むスキンフェードというのもある。いずれも肌に自然と馴染むようなカットが特徴。地肌まで剃らず、全体的に短く髪を残したカットはテイパーといわれる。
![ヘアースタイル「FADE」](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/04/3399ba6dc495788ee95388b47dc999d7.jpg)
COMB OVER(コームオーバー)
コームを使って髪を頭部になでつける、いわゆる七三分け。頭の周囲の髪を短くして、長めに残したトップをコームオーバーするのが流行りのスタイル。どんな質感や長さの髪でも似合う、クラシックで万能なヘアスタイル。トップとサイドのコントラストが高ければ高いほどモダンなスタイルに。トップは5~12cmが最もアイコニックだといわれている。
![ヘアースタイル コームオーバー](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/04/b29bef3d1b7d68525dfcb8c771676743.jpg)
UNDERCUT(アンダーカット)
フェードカットと違いグラデーションをつけずにサイドをバリカンで均一に刈り込むスタイル。いわゆるツーブロック。トップはショートからミディアム、ロングまでと様々だが、サイドとのコントラストが強く清潔感がある。トップは後ろに流したりコームオーバーにしたり、または分け目をつけずにニュアンスをつけるなど、アレンジもいろいろできる。
![ヘアースタイル UNDERCUT](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/04/de385b87268500760f5772199fe71392.jpg)
POMPADOUR(ポンパドール)
トップにボリュームを持たせたヘアスタイル。ルイ15世の公妾だったポンパドール夫人が名前の由来で、1950~60年代には「リーゼント」と呼ばれた。トップは8〜13cmほど残し、フロント部分を一番長めにしてボリュームを持たせて、後ろにかけてタイトにするのがスタンダードだという。ちなみにサイドを短くトップを長くしたスタイルはクイッフと呼ばれる。
![ヘアースタイル「POMPADOUR」](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/04/d78b7d38e4ca5eeeb3292ef9cf579993.jpg)
FRENCH CROP(フレンチ クロップ)
前髪を短く切り揃えたスタイルで、手入れも簡単でかつスタイリッシュ、そしてどんな顔の形の人にも似合う。サイドをハイフェードやローフェードと切り方を変えるだけで随分と印象が変わり、無数の可能性がある。また髭と組み合わせるスタイルもいい。ショート&前髪という意味では、ローマ時代のカエサルの髪形、いわゆる「シーザーカット」にも近い。
![ヘアースタイル FRENCH CROP](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/04/1dcedc727793dbdf3365e45ec53d9759.jpg)
SLICK BACK(スリックバック)
髪を後ろになでつけたスタイリッシュかつフォーマルなスタイル。いわゆるオールバック。瞬時に洗練された雰囲気を出せる。サイドをアンダーカットかフェードカットにし、トップを長めかつ厚めにする。またはカーリーにしたものは今年らしいスリックバックの一つ。シャワー後の濡れた髪にポマードかワックスをつけ、均等に髪をコームでとかす。
![ヘアースタイル SLICK BACK](https://brutus.jp/wp-content/uploads/2023/04/39c6f8b2a8b4f8973fba5712fde89847.jpg)