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福島〈OSLO〉愛知〈坪井健樹園〉大阪〈A-PLANTS〉ここから、植物を始める。グリーンショップリスト Vol.3

ここ数年で、多くのグリーンショップが開業したと聞く。ついつい覗いてみたくなるお店を集めました。ここから、植物を始めよう。

Photo: Atsushi Ishihara, Chihiro Oshima, Fumiko Kawazoe, Kunihiro Fukumori, Nagahide Takano, Natsumi Kakuto / Text: Chisa Nishinoiri, Keiichiro Miyata, Mako Yamato, Shiho Yoshida

坪井健樹園(高畑/愛知県)

品種、個体数ともに東海屈指の植物店。

「うちは植物の“何でも屋”です」。そう語るのは昭和12(1937)年から続く〈坪井健樹園〉3代目当主、坪井孝徳さんだ。80年以上も前から植物を生業とし、造園業、草花・観葉植物・コチョウランの小売りを続けてきた。

そして5年ほど前に多肉植物の取り扱いを始め、人気の塊根類やユーフォルビア、アガベにディッキア、さらにビカクシダからホリダスまで非常に多くの品種を展開する。

「昔からの広いつながりを駆使して、人気種を多く入れるようにしています。なるべくお求めやすい価格で提供して、植物を育てる楽しさを、皆さんに知ってほしいですね」と坪井さん。東海地方で植物といえば坪井健樹園、と言われるよう努力していきたいそうだ。

OSLO(福島/大阪府)

アフターケアが安心で、買いすぎる危険あり。

大阪駅から1駅の福島に店を構えるグリーンショップ。〈OSLO〉は世界の都市の中で最も緑が多いといわれるノルウェーの都市の名。店主が生まれ育った大阪にも、もっと緑が増えるようにとの思いを込めて名づけられた。

住宅やオフィス、ショップのインテリアとしての植物に軸足を置くだけに、観葉植物から庭木、多肉植物まで初心者でも手を出しやすく育てやすいものを中心にセレクト。選りすぐりの植物で充実しているのも魅力の一つだ。育てているうちに困ったことがあればメールやLINEで問い合わせて、アドバイスをもらえるサポートもある。

信楽焼や大谷焼などの植木鉢を購入すれば植え替えももちろん可能。ビギナーに心強い、植物との暮らしの扉を開く存在だ。

A-PLANTS(鶴見緑地/大阪府)

変態的なフォルム追求型のセレクトショップ。

大阪で植物といえば、珍奇植物も多く見応えのある巨大な屋内植物園〈咲くやこの花館〉。その植物園から徒歩圏内にあるのが今年2月にオープンしたばかりの〈A-PLANTS〉だ。定番のパキポディウムやオペルクリカリアといったマイナー種など種類豊富な塊根類に加え、ユーフォルビアの人気種を中心にセレクトする。

WEB責任者の増田清隆さんは「決して同じ形のものがないのが植物。インテリアの一つとして、気に入ったデザインのものを手に入れたらすぐに飾って楽しんでほしいから」と、ベルギーの鉢メーカー〈ドマーニ〉や陶芸家に別注したオリジナル〈amud〉など、植物とお互いを引き立て合う花器に植え替え販売する。“インテリア提案系”の一軒となっている。