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グルマン温故知新:都立大学〈WINE&FOOD YUHARA〉ワインのスペシャリストが作るつまみで飲む

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「ツマめるナチュラルワイン角打ち」。酒販店の一角で、店で扱う酒やつまみを立ち飲みできる業態「角打ち」。もともとは日本酒の店が発祥だが、近年はクラフトビールやワインの店でも多く見られるようになった。豊富なナチュラルワインとその店ならではの酒肴が魅力の1軒。

photo: Yoichiro Kikuchi / text: Haruka Koshihara

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WINE&FOOD YUHARA(都立大学)

ワインのスペシャリストが作るつまみで飲む

茨城・つくばの酒輸入・販売店〈葡萄酒蔵ゆはら〉は、イタリアを中心に優れた造り手のナチュラルワインを扱う。代表・湯原大(ふとし)さんのセレクトは料理人たちの信頼も厚く、都内の飲食店約200軒に卸す。このプロ御用達の店が、都立大学に「買えて・飲める」拠点を構えた。

切り盛りするのは、名刺に「営業部 部長」という肩書のある犬塚賢さん。15年前に〈葡萄酒蔵ゆはら〉に入社するまではイタリア料理店にソムリエとして勤務し、料理人でこそないがその腕前は玄人はだし。かつて学芸大学にあった事務所で、取引先のシェフやインポーターに振る舞った料理が評判だったことから、ここでは厨房に立つ。

ジャンルを超えたつまみを揃えるが、いずれも甘味を加えていない。それは「ブドウの甘味が入る余地を残すことで幅広いワインと合う」から。ナチュラルワインを熟知する犬塚さんが考える味の最適解、様々な組み合わせで体感してみたくなる。

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