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グルマン温故知新:渋谷〈SANS DÉCONNER〉居酒屋のグルーヴでパリのガストロを

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「パークサイド食堂」。「あの公園脇の店、知ってる?」今年何かと話題になっ上がった渋谷・松濤のプチレストラン。人が集まる場所の近くに、人が集まる人気店アリ?2019年もパークサイドに注目しなくっちゃ。

Photo: Naoki Tani / Text: Kei Sasaki

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SANS DÉCONNER(渋谷)

居酒屋のグルーヴでパリのガストロを

「フランスの“いい加減”さが性に合って」と話す渋谷将之シェフ。神戸出身、パリを中心にフランスで10年。土地勘ゼロの東京で「公園前」を条件に店の場所を探したのは、修業時代のように公園で休憩するため!

「名前と同じ渋谷区で」というのも、冗談のようなホントの話。

タトゥばりばりのルックスも、修業時代の友人というスペイン人スタッフとの掛け合い(フランス語で!)も、東京ではかなり異質。でも音楽も会話も大音量、お客が小さなテーブルをぎゅっと囲み、料理はガストロノミーのクオリティ、というのが今のパリ。

夜のコースは8皿。果物やナッツ、香草の自由な組み合わせで魅する前菜から、基本のソースを味の土台に据える魚、肉料理まで、緩急アリの仕事は3年半務めた〈ラ・ビガラード〉で学んだ。「若い世代も来て」と21時からはアラカルトで1杯も歓迎、昼は2皿からお気軽に。一見ナンパ、実は骨のある、シーンを変えていく店だ。

渋谷〈SANSDÉCONNER〉シェフの渋谷将之さん(右)と相棒マルコさん
渋谷シェフ(右)と仏修業時代をともにした相棒マルコさん。
渋谷〈SANSDÉCONNER〉店内
鍋島松濤公園の真向かい、〈松濤美術館〉もすぐの好立地。

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