co.flamingo(恵比寿)
イタリアを軸に、多国籍なアレンジが冴える
五反田の肉イタリアン〈バガット〉、恵比寿〈フラミンゴ〉の系列店としてオープン。こちらはカジュアルダウンした酒場スタイルで、メニューは価格を抑えた小皿料理が充実する。
シェフの墳本貴亮(つかもとたかあき)さんは人気カフェブランド、大手レストランチェーンに割烹、さらに田町のモダンメキシカン〈カボス〉でも腕を磨いた経験を持つ。
「お2人で5~6品は召し上がれるよう前菜に厚みを持たせ、イタリアンなのでパスタは手打ちにこだわります」と墳本さん。例えば、スペシャリテのネギトロブルスケッタは、ブルーコーンの粉を使ったトルティーヤを生地に。
豚足とシビレはパン粉を衣にするところ、春巻きにしてスパイスで。メインの越後もち豚バラ肉のコンフィには、アサリとムール貝のソースにバイマックルー(コブミカンの葉)を「躊躇(ちゅうちょ)せずに加えます」と、多国籍なアレンジを繰り出す。
酒好きにはありがたい15時オープンで、さらに使いやすく。