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グルマン温故知新:和田塚〈BREEZE BIRD CAFE&BAKERY〉生命力溢れる地元食材で素材ありきの料理を

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「都心から鎌倉へ」。都心のグルメ激戦区で経験を積み、海の街に拠点を移したシェフ。素材ありきの姿勢でレストランクオリティの料理を提供するベーカリーカフェ。美味を求めて、いざ鎌倉!

Photo: Shin-ichi Yokoyama / Text: Mamiko Kume

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BREEZE BIRD CAFE&BAKERY(和田塚)

生命力溢れる地元食材で素材ありきの料理を。

駅前の一軒家をリノベーションしたこちらのお店。ダイニングにテラス、立ち飲みスタンドと多様なシーンが設けられ、早くも地域の人に愛される存在に。

新富町〈Coulis〉出身のシェフ片岡聖斗さんは、横須賀や鎌倉市農協連即売所で野菜を、横須賀の長井漁港を中心に魚を仕入れる。ある日はバショウカジキにアブラボウズ、シイラを信頼する漁師さんから買い付け、そこから調理法とメニューを考える、素材ありきのスタンスだ。

例えば、サラダには刺し身でいけるアジを炙りで、シイラはフリットにしてトッピング。ペペロンチーノには皮目を焼き切ったアブラボウズと甘味があって軟らかなマメイカのダブル使い。生命力溢れる野菜や魚に拮抗する骨太かつ繊細なアレンジで、満足感はすこぶるつきだ。

高加水のカンパーニュや食パンはシェフがレシピを考案しており、料理との相性も抜群だ。若いスタッフはフレンドリーで、魚に負けず生きがいい!

和田塚〈BREEZE BIRD CAFE&BAKERY〉シェフの片岡聖斗さん
「鎌倉は素材が溢れている。幸せですよね」とシェフの片岡聖斗さん。
和田塚〈BREEZE BIRD CAFE&BAKERY〉店内
店内は木の温もりを感じさせるナチュラルな雰囲気。

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