まるで浮世絵のような......?

1900〜60年代までサンフランシスコとホノルルを運航していた豪華客船「マトソン・ライン」のレストランで使用されていたメニューの表紙をモチーフに。このパターンを京都の職人がスケッチし直し、山々や波、植物などの描き方に日本の意匠を融合している。元は和装用の布地として開発されたレーヨン壁縮緬(かべちりめん)を選んでいるのも、柄と好相性。
photo: Shu Yamamoto / styling: Keisuke Shibahara / text: Minori Okajima