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「怖いもの見たさ。」編集後記:担当編集の #怖いもの見たさ

2023年8月16日発売 No.991「怖いもの見たさ。」を担当した編集者がしたためる編集後記。

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担当編集の #怖いもの見たさ

特集ではホラーの名作を444作品集め、すべての作品の怖さを1.0〜5.0で判定。さらにホラー好きで知られる方々に、好きなホラー作品とその怖さを語っていただきました。ということで、担当編集の怖いもの見たさの話(せっかくなので本誌に登場するもの以外で)。

映画『アクアスラッシュ』(’19カナダ)→1.0怖
プールのウォータースライダーの出口に刃物が仕掛けられて大パニック、というワンアイデアで勝負する痛快な映画。今の季節にもぴったりです。

映画『65/シックスティ・ファイブ』(’23アメリカ)→2.0怖
6500万年前の世界が舞台。アダム・ドライバー演じる主人公は、宇宙探査の際に未知の惑星に不時着。そこは恐竜が闊歩する地球だった、という斬新な発想のサバイバル映画。たしかに逃げ場はないな、と納得してしまう怖さがあります。

映画『オープン・ウォーター』('03アメリカ)→3.0怖
ダイビング中に沖に取り残された夫婦を描く、実話を元にした映画。海の広さの容赦のなさが怖いです。

怪談『絵馬』→4.0怖
『BRUTUS』でも連載「実話怪異手帖」を担当されている怪談師・深津さくらさんの話。キーとなるフレーズの意味不明さが不気味で、頭の中で想像することで怖さが倍増するという怪談の醍醐味が味わえます。

漫画「BUTTON」(著:菅原そうた)→5.0怖
通称「5億年ボタン」で知られる短編漫画。ボタンを押すと何もない空間にワープして一人で5億年過ごさなければならないが、過ごした後は心身ともに元の状態に戻りその場で100万円が手に入るという、不思議なアルバイトの話。いまあらすじを書いているだけでもゾッとするほど、昔から妙に怖さのツボを刺激される一作。

皆さんの #怖いもの見たさ も、ぜひ教えてください。

深津さんからお借りした、怪談『絵馬』の体験談を実際に取材したときの村田さんのメモ。
深津さんからお借りした、怪談『絵馬』の体験談を実際に取材したときのメモ。名作が生まれた瞬間に興奮しました。

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