こんばんは、古谷昭弘(編集担当)です。
今日は夜について、訓市くんのマネをして、ラジオで話すように書いてみようかなと。
ボクは訓市くんみたいに声が低くないから、夜向きじゃないことは自覚しています。昼間のお日様も好きだけど、訓市くんと同じで、昼も夜も等しく過ごしたいと思ってます。
まずは来てもいない1通目。「夜のどんなところが好きですか?」。こいつは随分とファンダメンタルな質問ですね。どんなところかというか、夏の夜ってなんだかよくないですか?なんたってみんな楽しそうで。街だけでなく、ストリートだったり、公園だったり、活気があってたまらないです。空気もいいですね。湿った南風のおかげで、早く帰らなくていい感が増幅しちゃったりね。飲んでいても、踊っていても、夜練をしていても、開放感っていうのかな。やっぱり夏の夜は外ですよね。理屈抜きで。家に閉じこもっていたら損しちゃうのが夏の夜。
そろそろ一曲かけましょうかね。夜風に吹かれて、酔っぱらって、はしゃいでいる少年たちを眺めつつ、夜を彷徨う時に聴きたいテデスキ・トラックス・バンドの「ミッドナイト・ハーレム」。デレク・トラックスの浮遊感のあるスライドギターはおセンチな夏の夜にぴったりです。
いやー、沁みるなー。ほんとに。この曲、終電過ぎのレコードバーでかかると、まんまと足止めを食らうんです。どうせ、タクシーだから、もうちょっと飲んじゃおうって。冬だと、強い気持ちで帰れるんだけど、夏の夜って、また明日も同じような夜が来そうで、希望があっていいんです。終わってしまうまで、まったく気がつきません。
ビアガーデンも花火もカラオケもクラブも、おまけに海の家だって、ずっと我慢してたわけだけど、夏なんだから、せめて外に出てみたいよね。昼も夜も等しく過ごす。久しぶりに今年はそうありたいです。訓市くんは夜こそ、揺りかごのようだって、言っているけど、ボクにとって夏の夜は、そうだな、揺りかごというか、ビーチに置いたボンボンベッドみたいなものかな。
それでは、最後の曲は達郎さんで「夜翔(Night-Fly)」。