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「居住空間学2022」特集 編集後記:居心地のいい部屋、気持ちのいい部屋に出会う。

2022年5月2日発売 No.961「居住空間学2022」を担当した編集者がしたためる編集後記。

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毎年5月の恒例となっている特集「居住空間学」。今年はテーマを「居心地のいい部屋」と題し、国内外14組の住まい手による魅力的な暮らし方を訪ねてきました。

自分にとって心地がよく、快適な場所とはどんな空間なのだろう? 思い思いの方法で、個性的な部屋づくりをしている皆さんを取材していると、家や部屋に対する多種多様なアプローチに驚くのと同時に、日々拡張している居住空間という概念の広がりに(こんな家のありようもあるのか!)、来年もこれからも楽しみだぞ、と確信している自分もいました。

アーティスト・奈良美智さんのお住まいを訪ねることができたのも、夢のようです。

新しく、居住空間学のBOOK in BOOKシリーズ〈BRUTUS in POCKET〉も始まりました。今年は「Lighting(照明)」を切り口に。ディテールから観察する、もうひとつの居住空間学です。お楽しみに!

矢作雄介(本誌担当編集)

山梨県北杜市の〈ツリーヘッズ〉のプレート
企画「CABIN 自然と暮らす、小さな家」の取材のため、山梨県北杜市の〈ツリーヘッズ〉を訪ねたときに教えてもらった言葉。プレートに「THIS IS A SMALL HOUSE WITH A BIG WELCOME」とある。

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