余白を求めて京都へ
ブルータス4年ぶりの京都特集のテーマは、「京都の余白」。余白と聞くと、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。
旅先の余白というと、あまり人に知られていない隠れ家的な場所や、詰め込みすぎない予定。もう少し情緒的な意味合いだと、時間がゆっくり感じられるような過ごし方。個人的には、深呼吸をしたときにできる心の隙間、余裕というイメージがぴったりかなあと思います。
特集内では、そんな余白を感じられる、のびのびと自由に過ごせる居場所を、町を愛する店主やクリエイター、食の達人たちに教えてもらいました。
旅行といえばの土産企画では、わざわざ行きたくなる土産店を紹介。昔ながらの座売りで季節のお茶とともに迎えてくれる茶舗や、その場で配合をしてくれる量り売りの七味屋など、そこでしか手に入らない京都らしさを感じられる店ばかり。
帰りの新幹線に乗る前にバタバタと買い込むのではなく、店を訪ねて、店主と話しながら土産を買うという体験も、旅の余白です。
やっと涼しくなってきて、旅にちょうどいい季節。今年の秋は、京都で時間を忘れてゆったりと過ごすのはいかがでしょうか。
