春夏秋冬をかき氷とともに
流行っているのは知っていた。けれど、なかなか訪れる機会を作れない。そんな姿勢を見つめ直すきっかけとなった、今回の「東京特集」。取材で実際にお店へ足を運び、見て、聞いて、味わうことで「(自分って)コレが好きだったんだ」ということに気付かされます。
担当した「かき氷」というテーマも、そのひとつ。年間500杯のかき氷を食べたこともあるというプロフィギュアスケーターの村上佳菜子さんに、厳選したおすすめのかき氷店を紹介してもらいました。
まず驚いたのは通年でかき氷を楽しめるお店が、想像以上に増えているということ。さらには四季がある日本で一年中かき氷を楽しんでもらうべく、気温や湿度に応じて、氷の削り方や盛り付け、トッピングを調整しているというこだわりよう。
4月にはさまざまなお店で「桜」のかき氷が提供されたり、旬の果物をソースに使ったり。その季節でしか味わえない、期間限定メニューが豊富なのも沼る要素。折しも、ちょうど取材を行ったのはまだまだダウンを着る必要があった2月下旬〜3月上旬。「とはいえ、真冬にかき氷なんて……」という先入観は見事に粉砕されました。どのお店も暖房で暖かく、心なしか美味しくかき氷をいただける室温に管理されているような?
4月は朝晩でも寒暖差が大きい時期ですが、気温に惑わされず、ぜひ一歩踏み出してみてください。
