わたしたちの知らない東京を追いかけて
今回の特集取材中、思いがけない場面に出会いました。
とある店で撮影をしていると、近所の家の前で小学生の男の子が座りこみ泣いている。事情を訊いてみると、約束の時間に母親が不在で家に入れず、怒りと不安で泣いていたのだとか。
すると取材先の店主が、「うちで待っていきな」と子どもに声をかけてくれ、店の中で家族の帰りを待てることに。
お菓子やジュースをすすめながら、ときどき「大丈夫か?」と子どもに気づかいながら、開店準備を進める店主の姿に、冷たい都会のイメージがある東京にも、こんな温かい人間模様が存在しているのだと改めて感じた出来事でした。
東京は、新しい発見に満ちた街です。
この特集が、読者の皆さんの“東京地図”を少しでも広げるきっかけになれば。そして、自分だけの東京の楽しみ方が明日からひとつでも増えたら、編集部としてこれ以上の喜びはありません。
